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BBC Prom3/Jazz from America @Bunkamuraオーチャードホール 渋谷


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金曜の夜はいそいそと渋谷の街へ.ハロウィン明けの翌日、

もうすっかりおバカ騒ぎは終わって、名残も何もない街に戻っていた.



向かい先はBunkamuraのオーチャードホール.

おじさま・おばさまの集まり、Jazzのコンサートへ.

———————————以下は同プログラムのHPから———————————

『BBC Proms』は、ロンドンを中心に毎年夏(概ね7月から9月にかけて)に行われる、
世界最大級のクラシック・ミュージック・フェスティバル.90以上のイベントが行われ、
ラジオ、テレビでの放送を通して世界中のファンを魅了し続けています.

1895年よりスタートした「Proms(プロムス)」は、「プロムナード コンサート」
(散歩やぶらぶらと歩きながら楽しめるコンサート)が略された言葉で、
毎年クラシック音楽だけでなく、ミュージカル、映画音楽、ジャズ、ワールド
ミュージックなど様々な音楽を、世界中の様々なアーティスト、団体が演奏しており、
ロンドンのシンボルであるロイヤル・アルバート・ホールならびにロンドン市内、
英国内の数多くの名高い会場で開催されています.

世界中で活躍する音楽家が出演し、若者やファミリー層まで魅了する多彩で
豊かな公演を提供すると共に、教育プログラムやアウトリーチ(普及啓発)の
推進により、幅広いオーディエンスに極上の音楽を届けることが『BBC Proms』
の理念とされ、2016年にはオーストラリア、2017年、2019年にはドバイでも
開催されるなど、世界的な広がりをみせる英国発のフェスティバルが、
いよいよ日本にも上陸します.

様々な世代・国から集う豪華な出演者、次世代のアーティストの紹介、
照明や舞台セット、クラシックをはじめジャズなども取り上げる多様性、
教育プログラムや渋谷の街中で行われる無料コンサートなど、本国
『BBC Proms』の理念を踏襲した日本版『BBC Proms』をお贈りいたします.


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———————————————————————————————

さて、上記にあるようにPromは基本はクラシックなのだけど、
渋谷での第3夜は、Jazz from America(ジャズ・フロム.アメリカ).
アメリカからやって来たミュージシャンの演奏.



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前半は挾間美帆 "m_unit"

挾間美帆(ジャズ/作・編曲、指揮)
土井徳浩(アルトサクソフォン)、庵原良司(テナーサクソフォン)
竹村直哉(バリトンサクソフォン)、ジョナサン・パウエル(トランペット)
林 育宏(フレンチホルン)、金子飛鳥(ヴァイオリン)
沖増菜摘(ヴァイオリン)、吉田篤貴(ヴィオラ)
島津由美(チェロ)、香取良彦(ヴィブラフォン)
佐藤浩一(ピアノ)、井上陽介(ベース)、ジェアード・ショニグ(ドラムス)


狭間美帆2019



狭間美帆は初見、13人構成のスモールバンド編成.弦とブラス、リズム隊が
1/3ずつ.弦が意外と力強く、パワフルな演奏を聴かせる.
作曲家としての実力は十二分に堪能させてもらった.
今どきのコンテポラリージャズ.

指揮者としてはどうなんだろう?ソロアドリブの時は舞台のすそに引っ込んじゃう!
ソロプレイが終わる頃また中央に戻り指揮し始める….
今どきなのだね、譜面が10inchのタブレットだった!

ラスト2曲には、リー・リトナーとデイヴ・グルーシンが参加.
無難なコラボレーションが聴けたが、この二人のサポート能力の高さが光った感.




後半は、Lee Ritener & Dave Grusin Dream Band featuring Ivan Lins

リー・リトナー(ジャズ/ギター)、デイヴ・グルーシン(ジャズ/作・編曲、ピアノ)
イヴァン・リンス(ヴォーカル)、メルヴィン・デイヴィス(ベース)
ウェス・リトナー(ドラムス)
スペシャルゲスト:小野リサ(ヴォーカル)


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こんな広い会場で聴くのは久しぶり.オーチャードホールはもともとクラシック仕様.
貧相なPAでジャズの演奏ははなから無理な設定.けっこう前列で聴いたけど、
やはり音が遠い….

ベースは、名手エイブ・ラボリエルのはずだったが、ドタキャン.
今年初めの来日メンバーだったメルヴィンが急きょ代役に.

あいもかわらず、元気なウェス・リトナーのドラムなのだけど、今回意外な面も.
ゲストを迎えた時は妙に神妙な落ち着いたドラムに豹変する.
なんだやれば出来るじゃんという感じ.普段のあのうるささは何??

イヴァン・リンスは随分と久しぶりの登場.もう70代だそう.
細い神経質そうな青年のイメージしかなかったのに、堂々の貫禄.
相変わらず、良く上の方まで伸びる歌声だ.

小野リサも加わって、この夜はボサノバ、ブラジル音楽特集に.
こんな時のリトナーとグルーシンは本当にサポート役に徹しきる.
もっと準備する時間でもあれば、もっと弾ける部分もあるのだろうけど、
ほとんどぶっつけだろうからなぁ….

翌日夜にはBlueNoteTokyoでの公演もあったのだけど、連チャンは
ちときつい、介護もあるしね.でも、小さいホールでの演奏の方が好きかも.

でも、カルロス・ジョビンの曲やボサノバが聴けたのは満足な内容.







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清迫ともみ Live 2019 @吉祥寺


清迫ともみLive20191027-01



高校の同級生が

銀座の高級BARで ピアノ弾きをしている.


この処、恒例化しつつある吉祥寺某所の

スタジオでLiveをというので、

農園BBQの後駆け付けた.


会場は60名強は入る広さ.

清迫ともみLive20191027-02


“Bluthner”という名の独製今年102歳になる ピアノと

Sax、Perを伴って演奏するのは17曲.

清迫ともみLive2019プログ00


昨年と少し曲が入れ替わったね♪


“Lemmon”なんて今時の曲もレパートリーに.


“ウイスキーがお好きでしょ”は弾いているBARの

お得意様がサントリーの社長だから(笑).


2曲目の“Will You Dance”は

TVドラマ「岸辺のアルバム」のテーマ曲.

台風19号の多摩川氾濫をキーに選んだのだけど、

時を同じゅうして、その主演の八千草薫が

逝ってしまったのは何かの縁だろうか.

好きな丈優だった、ご冥福を祈る.



さて、ともみ嬢は慣れないMCをしながら弾き、歌う….

清迫ともみLive20191027-03


還暦を超えても、伸びのある声は衰えず、

ピアノのタッチも力強い.


馴染みのSaxとパーカッションとの掛け合いも

慣れたものだ♪


あっという間の17曲、

予定の時間を30分も超過してしまい、

アンコールは1曲のみ.


家庭的なLiveは終了し、

そのまま近所のイタリアンへ

2次会になだれ込んだのだった.


宴会編へ続く(笑).





“Lee Ritenour Live”@Blue Note Tokyo






最近、青山のブルーノート東京参りが多いね.
金曜の夜は、久々の Lee Ritenour.

昨年末のDave Grusinのバンドの同行はドタキャン.
突然のニュースだったのでショックだった.

手術を伴う急病だったようでこれは致し方無し.
その後、カリフォルニア、マリブの大山火事で
自宅とスタジオも焼けてしまったようで、
傷心の日々だったよう.

でもこの日は元気な演奏を聴かせてくれた.

開演1時間前に会場にイン.
天井に配されたJBLスピーカー群に気付く.
今まで何を見てきたんだろう、うかつだった.




ステージ逆の背後には桜が配置.
粋な調度だよね♪




今回は単独行.
いつもと違うアリーナL席を予約.
Kbdsに近い席、いつものDs側の逆.
これは後で功を奏したことが判った.



50代ご夫婦と相席.
出されたメニュウを見もせず、
“スウィンギン・ポテト”と“特製生ビール”をオーダー!



なんで、“スウィンギング”かというと、
ポテトがスウィングしてるから(笑)



どうやって切るんでしょうね?

さて、律儀に18:30きっかりにステージに登場.

今回のメンバーは、

Jesse Milliner(p,key)
Melvin Davis(b)
Wesley Ritenour(ds)

レギュラー・バンドとの触れ込みだが、
メンバー紹介でも話していたが、急造の感有り.

ドラムの名を見れば判る通り、
リトナーの息子が担当.

これが今回のネック.
主張しすぎのドラムス.
ベーシックのリズム隊に徹しきれない音.

ドラムから離れた席で大正解だった.
あのドラムを目の前で演られたんじゃ
たまったもんじゃない.

キーボード、ベースは手慣れた感有り.
プロ中のプロの演奏だ.

ベースはなんと8弦!
歌うようなベースは久々の感触.面白かったが、
ベースラインを弾く時のチョッピングは見事.

今回気付いたのは、
リトナーが演奏中にギターを替えること.
都合3曲で替えていた.

他演奏者がアドリブしてる時に替えてしまう.
曲の前半と後半で
まるでギターの音色が変わるのだ.
これは新鮮な感動….

懐かしい若い頃のチョップするような演奏スタイルも
出てきて、リトナーに関して言えば大満足の演奏.


《Blue Note Tokyo HPから借用》

翌3/16にはリトナー主宰のギターコンペ、
“Six Strings Theory Competition”
で最優秀賞を受賞した9名の若者たちとのliveも.

これも興味津々なのだけど、
さすが連夜の参加は遠慮しておこう.






“桜井哲夫 with Friends”@BlueNote東京 青山




水曜の夜は、のそのそと青山へ.

川崎勤務の元同僚と連れ立って、
Jazzベーシストの雄:桜井哲夫のライブへ.
最近よく出かけるBlueNote東京にて.

今回はソロではなく、kbds.に向谷実、Vo.にShiho、G.に渡辺香津美.
そしてスペシャルゲストにG:押尾コウタロウ.

いつものごとく、ビールとスインギング・ポテトで景気付け(笑)




この夜は2回公演.帰りが遅くなるので1回目公演をチョイス.
2回目の方が乗りが良いし、アンコールもあるのだけどね….
二人ともチバラキに帰るから致し方ない.

座席はペアシートのR側.ゲストギタリストに近いね♪




日本人だからきっちり18時半に始まる.
ゲスト合わせて合奏かと思いきや、それぞれ単独に招いての演奏.
いつもの無駄口をたたく暇もなく(笑)、演奏に専念する.

独製6弦のベースでソロ演奏は最初の1曲のみ.
フレットにLEDが点灯する仕様に
観客から思わず声が上がる「おぉ…!」


最初のゲストはボーカルのShiho嬢.
華があるなぁ….
ふわりとしたカラフルなドレス、ショートが似合う金髪.

目の前を通ってステージに上がったから
香水の銘柄まで分かってしまった(笑).

桜井のベースに乗せて、シャウト好し、スキャット好し
の声を聴かせてくれる.

曲はスティービーワンダーやキャロルキングから.
なんと“You've gatta friend”を観客にも
歌わせるという荒業まで披露する(笑).
もう最初っから観客を乗せてくれた♪


続いてはこの日福岡から駆け付けたという押尾コウタロー.
6弦ベースVS6弦スティールギターのバトル.

押尾のウリのスラッピング、タッピング技法を
桜井はちゃんと真似して演奏できるところは
やはり名手ならではの技と納得.

曲はそれぞれのオリジナル曲から.


続いてピアノの向谷実.
桜井とは初代CASIOPEAからの40年間の付き合い.

向谷の弾くのを聴くのは20年ぶりくらいだろうか?
まだ指は達者(笑).

鉄道シュミレーターや駅の発車時のメロディー作曲、
編曲の活動の方が有名.
音楽も余技?で演っているのだね.

懐かしいCASIOPEA時代の曲をメドレーで二人で演奏.
観客は全て50代から70代ゆえ、ほぼ全員がCASIOPEA世代(笑).
みな狂喜乱舞の騒ぎよう…♪
いやぁ、盛り上がることこの上なしっ!


興奮冷めやらぬ内に、トリの御大:渡辺香津美の登場.
貫禄付いたよね.

5年前に東京JAZZフェスティバルで聴いてから久しい.
相変わらずのクリアなトーンの演奏はますます磨きがかかってきた.

でも指の速さは若い時よりかは遅くなってるよね.
オーバー60のギタリストの宿命だ.

真剣なギターとベースのバトルが見られたが、
時折二人の視線が交錯して
アドリブに入るタイミングにミスが見られたのは
これまたライブのだいご味.

両者のオリジナル曲を弾きまくって終了….




ゲストがそれぞれなので時間が無く、
得意のMCもこの夜はほとんど聞けなかった.

それにしても、従前はベース・ソロだけを聴いてきたわけだが、
やはり他楽器と合わせての演奏が趣深い.
ベースあってのギター、ボーカルなのだなと納得した夜.

その感動を引きずって、
夜の青山に宴会に繰り出した(笑).

これは別編で.





Dave Grusin Big Band @Blue Note Tokyo 東京青山




金曜のフェルメール展はのんびり
観賞できて、かなりゆったりした気持ちで、
上野公園を散策.

紅葉は全く進んでおらず、
ただひたすらに地域猫を探し求める.
結果は別記事で….

さて、夕方は東京青山の「Blue Note Tokyo」へ.
久々の生のJazz を味わう.

お供は大親友のTくん.
青山のメトロ駅で待ち合わせ.

今宵の出し物は“Dave Grusin Big Band”



17:30の受付を済ませたなら、
開場までの30分を新調されたBARで時間つぶし.
「BACKYARD」なんて出来すぎの名前♪



カウンターでバーテンさん(うら若き乙女だ)に
薦められるままにボージョレ・ヌーヴォーをいただく.



そういえば前日がボジョレー・ヌーヴォー解禁日だったものね.

やはりワインとは言えない、
ブドウ汁にアルコールを混ぜたような味.
美味しいとか、不味いとか言うレベルでは無い.

なんで日本人は、こんなモノ
ありがたく飲むのだろう?
理解できない.

まぁ、フランス人もお祭りとして
11月の第3木曜に飲みはするけどね.

さて、会場に案内される.
ホーンセクションに近い1等席だね♪



開演まではまだ1時間.
飲み食いを始める.

先ずは、名物 “スインギング・ポテト”



小腹も空いたから、“海老カニのピッツア”も.



シャルドネのデキャンタも忘れずに!



ピリリと辛口の白ワインは
爽やかだが、けこう酔いが回る.
チェイサーの水もオーダーしておく.

そうこうする内に、満席っ!




出し物は、レナード・バースタイン生誕100周年を祝って、
彼の代表作の一つ、“West Side Story”から.
映画でもお馴染みの名曲ぞろいだね♪



Dave Grusin がウエストコーストから連れてきたミュージシャンと
日本で結成された急造ホーンセクション&リズムセクションの混声バンド.

上記ポスターではギターがLee Ritenourになっているが
健康上の理由でドタキャン.
代わりに日本人ギタリストの養老貴(ようろうたかし)が参加.

プロローグに始まり、
“Tonight”、“Maria”、“America”などなど
名曲の数々を披露.

急造バンドとは思えない、音のまとまり感はさすがだ.
いつもはスロースターターのDave Grusin も
最初から飛ばして指も良く動いていた.

途中、男女のボーカルも入って.朗々と歌い上げるのを
サポートする演奏もまた見事.

けっこう音が前に出てくるバンドだった.

これには大満足♪

熱気さまやらぬままBlue Noteを後にした.
途中メトロ駅までの間のスタバでクーリング.



外の席で、熱々のブラック珈琲で
その余韻やJazz談議をしばし交わす.




たまのJazz は心の影響だねぇ.

次はTorioものでも、と
約束してT君と別れた.