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映画「モンテーニュ通りのカフェ」




今朝も早くから起きて、お弁当作って神楽坂もうで….
昨年から今年にかけて、都心のマイナーな映画館でしか上映しておらず
観ることが出来なかった、フランス映画の小品2つを鑑賞.

まずは、「モンテーニュ通りのカフェ」本年56本目.

パリに実在する名門カフェ“Caf?? des THEATRE”を舞台に、
店に集う人々の様々な人生模様を軽妙な会話劇で描き出す人情ストーリー.
主演はセシル・ドゥ・フランス. 監督はダニエル・トンプソン.

いかにもお洒落な日本語題だが、原題FAUTEUILS D'ORCHESTREの
意味は“オーケストラの肘掛け椅子”これは作品の中でもたびたび出てくる
キーの小道具で、いかにもフランス流エスプリの題名と思うが、
日本語題は客寄せっぽく、情けない….
重心点はカフェには無く、真向かいの劇場のオーケストラの待合室や
舞台事務所のソファだったりするので、主人公の職場カフェは
重きをおかれない….

成り上がった美術商の生き様や売れっ子(クラシック)ピアニストの
苦悩…といったカフェに集う人々の生活の表現が秀逸.
なかでも、ピアニストを演ずるアルベール・デュポンテルの
追いつめられた演技がいい印象.

決められたスケジュール、追いつめられるような日常生活.
次の演目の練習に追われ、追いつめられて行く様が哀しい.

なかでも日本の雑誌記者とのインタビュー場面はとてもシニカル.
日本人記者の陳腐な質問に切れそうになるピアニスト….
「好きな動物はなんですか?」
『孔雀だ.ピアニストに似てるから』
「なりたかった職業は?」
思わず答えるピアニスト『ホロビッツみたいな仕事は嫌だね』
すかさずインタビューを止めに入るマネージャー.
職業ピアニストの孤独と苦悩がよく表わされたシーン.

そんなピアニストの本番での鬱積のピークの表現がすさまじい.
曲はよりよって、ベートーベンのピアノコンチェルト「皇帝」.
集中力と技巧が問われる作品.
ついに2楽章で切れてしまう…ピアニスト.さて、その後は…?

美術商、女優、ピアニスト…といったセレブな人間模様とは対比して
その下働きの人間や、ホテルの清掃係といった庶民の生活も描かれており、
まさにフランス流の人生コメディー.

好印象の小品.
DVDになってからも繰り返し観たいなぁ.


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稲垣潤一 アコースティック・ライブ2009




映画スター・トレックにホドホド感心しながら、
夕方は隣りの街の市民ホールへ.
いろいろ、けなしながらもいつもカラオケで
唄っている…稲垣潤一のアコースティック・ライブ.

観客の7割は40~50代の女性たち.
会場はファンデーションと軽いオーデコロンの香り….
最近の流行りでスポットや照明の光束が引き立つ様に
会場全体にスモークがかけてある….

キーボード、ベース、ギター、そして自ら叩くドラムの
4人構成…アコースティックとうたうだけあってシンプル.
が、何曲かはオケのカラオケも使用…嫌だなぁ、これ.

なぜか“コブシ”がよく回り、通るハイノート.
発音不明瞭なのは相変わらずで、コンサートで直に聴いても
やっぱり聞き取れない(笑).

PAの出来と会場のマッチングが悪く、低い音がこもり、
聴きづらい….ベースの弾き手も歯切れの悪い演奏ゆえなおさら.

運悪く、出入りドアの近くの席だった.
中高年の女性が多いと…、まずは開演後の遅刻入場が多いのと、
毎曲ごとにいそいそトイレへ出て行き戻る女性達に閉口….

後ろのおばさま二人組は大声で話すし、
副長の椅子の背中をしきりに蹴飛ばす….
極めて不愉快な聴衆環境…(苦笑).

映画は空いた時、空いた小屋を選んで観るからいいが、
コンサートは席を選びようがないから、運しだいで辛い事も多い.

コンサート自体は知られた曲ばかりと、
丁寧な歌唱と穏やかなMCで十分に満足.
約100分間、ドラムを叩きながら、あるいは直立不動で、あるいは
タンバリンを肘で打ちながら…唄いきった.
稲垣潤一は副長よりも3歳も上….タフだなぁ.

この人はもっと狭い会場の方が持ち味が出るかも.
今日の会場は1000人のホール、
色々な意味で、遠かった….


映画「スター・トレック」




おなじみの「スター・トレック」を再構築し、
ジェームズ・T・カークの若き日を描くスペース・アドベンチャー.
監督は『クローバーフィールド/HAKAISHA』のJ・J・エイブラムス.
カークを演じるのはクリス・パイン.スポックにザカリー・クイント.

仮にもチャコティ副長を名乗る位だから、
いわゆる「トレッキー」のはしくれかな??
金曜日から日本公開が始まったこの作品を早速鑑賞.
本年55本目.

本国では先週からロードショー.
本格的トレッキーからは批判的な声もチラホラ在るらしいが、
これは紛れもないスター・トレック青春物語.
このあとに延々とつながるスタートレックシリーズの原点の感がある.

ファンとしての好み以前に映画としての面白みがいっぱい詰まっている.
その脚本の面白さ、映像の素晴らしさ、なにより楽しいのは役者の新鮮さ.




オーディションで選んだという無名の役者たちが
まさに適役の外観と演技を魅せてくれる.
カークの鼻っ柱の強さ、まだ感情をコントロールしきれないスポック、
他にも、Dr. マッコイやスールー、チェコフやスコッティ…、
おなじみのキャラクターの若かりし頃が見事に再現されている.

細かい所を突っ込み始めればキリが無いが、
純粋にスペース・オペラとして楽しむ事が出来る.

監督のJ・J・エイブラムスはアンチ・トレッキーのように言われているが、
映画の随所に、原作シリーズへのリスペクトが見られる.
最後のエンディングテーマなんかTVシリーズのテーマを….
ちょっとジーンとくるものがある.

こんなにハラハラドキドキした映画は久しぶり.
もうアドレナリン出っぱなしで、見終わったらぐったり…(笑).

かけねなしの、今の所の今年お気に入り No.1 作品.
貯まったポイントでただの鑑賞.
また見に行こうっと.

小説「野ばらの香りに誘われて」その3




ロックはこまめにチビの家に顔を出した.
もちろんチビと作戦会議をするためと、
もうひとつの理由から.

この家の主人に顔と声をおぼえてもらうためだ.
週末の昼間、主人が居るときにも庭に現れて
顔を見せたり、鳴いて声を出した.

主人は最初はロックに近づこうとしたが、
ロックのほうから距離を置くようにした.
そのうち、離れて見るだけになってきた.

チビにはできる限り、興味がないフリをさせた….


そして、ある土曜日の朝、決行の日を迎えた.

玄関のドアのすぐ外で、ロックは大声で鳴き始めた.

「おや、いつものあのキジ猫だな…」
「おなかでも空かしたのかな?」

チビにはそっと主人の後ろに控えるように言ってある.
しかもある距離を置いて….

主人が振り返り、チビが離れた所にいる事を確認してから、
玄関ドアを開けた.
すかさず、そっと後ろ側に忍び寄るチビ.

開けたドアのすぐ外で待ち受けたロックは
すぐに主人の足に擦り寄る.
足に体をこすり付けると猫好きの人間は喜ぶ…と
チビに教わった通り、見よう見まねで…やってみた.

主人がかがもうとした時、足の間の隙間に、チビが見えた.

『いまだっ!!』
ロックは主人の足に蹴りをいれて、その反動で玄関を飛び出した.
チビもその隙をねらって玄関を飛び出す.

「あっ、こらっ.」

玄関からの階段の5段目でチビがつまづいた.
やはり運動には慣れていない体だ.
ロックはチビを抱き起こし、懸命に走り出す.

家の前の道を小学校に向けて懸命に二匹で走って逃げる.

「チビ~、待ちなさいっ~」と後ろから主人の叫び声.
走って、追いかけてくる.

逃げる二匹….
角の家の手前で急ターン、家と家の隙間に入っていく.
人間は通れない狭さだ.

一目散に後ろを見ないで、二匹は走り続けた.

『もう、いいだろう』とロックが言った時、
チビの心臓は破裂しそうな勢いで波打っていた.
『足は大丈夫?』と聞かれて、
右後ろ足から血が少し出ていることに気がついた.

『大丈夫…』とは言ったものの、
興奮と動揺と痛みの三重苦でめまいがしていた.

その夜は近所の無人の家の庭先で二匹で温めあって眠った.
ロックは、初めてのチビとの直接の出会いで興奮し、
チビは家出の興奮から、眠れはしなかった.

夜遅くまで、遠くでチビの名を呼ぶような声が聴こえていた….

明け方…、ロックが切り出した.
『最後に…、あいさつにいかないかい?』

気になることであったので、考えるまもなく、
チビは「ええ」と答えた.

あの主人は日曜でも普通に早く起きる.

野バラの香りが満ちている庭の端に二匹は立った.

窓ガラス越しに主人がチラッと見えた.
『二ヤォ』と小さくチビは鳴いてみた.

ガラス窓際に主人が驚いた顔で立ちすくんだ.

しばし沈黙で見つめあう二匹と一人….

永遠に見つめあいが続くのか、と思ったロックは
主人がゆっくり手のひらを二匹に向けて左右に振るのが見えた.

『あれはなんの合図なんだい?』

声をつまらせながらチビがこたえる.
『人間のお別れの合図よ…』
『許してくれたんだわ…私たちのこと』

心なしか、主人も微笑んでみえる….

『行きましょ、新しい町へ』

野バラの香りに背を向けて、二匹は歩き始めた.

    終わり

小説「野ばらの香りに誘われて」その2





野バラのガラス越しの逢瀬も回を重ね、
ロックは外の世界の事をチビに話していった.
チビも外の世界が見たいとせがむようになった.

雨の日や曇りの日中は、屋根がついている玄関側に回り
ドア越しの話をしあった.
姿は見えなくても、話しは弾むもので、
暗くなっても、話しつづけて、最後には疲れて、
ロックは玄関脇の段ボールで横になって寝ていることも多くなった.


ある日も夕方まで話し込んでいたところ、
玄関脇に自動車が帰ってきた.

「ご主人が帰ってきたわ…」とチビ.

良くしてくれる飼い主なのだが、
頑固に外への外出は許さないのだと言う.

チビの外への憧れに比例して、飼い主への不満は増大していた.

車から中年の男が降りてきた.
小太りの厳つい顔をしているが、ロックを見る目は優しい.
かつて公園で餌をくれたような記憶もある.

しばし、その男と向き合い、視線を交わした.

『やあ、こっちへおいで…』と男.
ゆっくり近づいてくる.
後ずさりするロック.

それを見て取って、男は近づくのを止める.

ここは仕切りなおそう…、ロックはゆっくり玄関から
男とは逆方向へ去っていった.ときおり振り向きながら….

草むらを歩きながら、ロックはある考えを思いついていた.

チビとの新しい生活に繋がる作戦を….

  その3へ続く….

竹の扇子と手ぬぐい




神楽坂ではポチ袋ばかり買い求めてるわけではない.

暑がりの副長の夏のアイテム…扇子を購入.

粋な“竹”の模様.

それにあわせて竹模様の手ぬぐいもゲット.


ちなみに、今この季節の手ぬぐい飾りは…





朝顔模様.


パソコン周りも涼しげ…?!
良く見りゃ、
竹の棒に絡みつているなぁ.


さて、竹模様はいつの時期に飾るのやら….


小説「野ばらの香りに誘われて」その1





散歩の通りすがりに声を聴いた.


裏に回ると小さな庭がある.

「猫のひたいくらいの庭…だな」とロックはつぶやく.


荒れ放題の庭には雑草もあるが、
家の出窓近辺には棘だらけの野ばらがある.

時は5月も終わりの頃….


ロックは生まれ育った公園を出て、
この住宅街を住みかにしていた.


動物好きの多い町で、犬を飼っている家もあるが
猫好きの家も点在していた.
野良をするロックに餌をめぐんでくれる篤志家もいる.


雑草に身を隠しながら、ほふく前進….
伸び放題のバラの枝の隙間から出窓を覗き見る.

出窓の内側に腕を組んで優雅に寝ている黒ネコの姿.
黒というよりロシアンブルーって人間達が呼んでる色だな.

かなり俺より年上に見える….
短めのシッポを時折動かしながら、
薄目を開けている….
どこに焦点が合っているのか判らないような目の色は
鮮やかな黄色だ.

あの酸っぱい俺の嫌いなレモンみたいな目の色だ.

部屋の中に人気はないようだ.
どんどん窓ガラスに近づいてみる.

「痛てっ!」…棘がシッポに触れた.
なんで、バラって奴はこんなに尖ってるんだ?
そんなに身を守りたい程なにがあるんだ?

棘に八つ当たりしながら、身をひそめる.
そこはかとなく、甘い香りが漂う….

優美で気持ちが落ち着く香り.

「そうか、この香りを守る為の棘…なのかい?」

ふっと黒ネコが顔を上げたとたんに目が合った.

レモンイエローの中の黒目に戸惑いが見える.
「あなたは誰?」
窓ガラス越しに声が聞こえた.

「俺、ロック…」

しばしの沈黙と目線の交換….

「あたし、チビよ」

すっくと立ち上がる足はかぼそく細い.
家の中に閉じこもって歩くこともないのだろう.
毎日町中を駆け回るロックの足は太くたくましい.

「いつもここで寝てるのかい」

「ええ、ガラス越しにバラの香りがするのよ.あたし花が好き…」


「外の世界は楽しい?」

「まあな.大変なことも多いけど、飽きないよ」

打ち解けて話しあう内に夕暮れてきた.
そろそろ夕飯を探しに行く時間だ.

「じゃあなっ!」  「また…、来てっ」

なんだか浮き立つ気持ちで、ロックの足取りは軽い.
うきうきして思わず犬のいる家に足を踏み込み、
思わず吼えられれて、駆け足で逃げる羽目に.

「俺としたことが…」と思いながらも顔がにやつくロックだった.


翌日も野バラの窓辺で語り合った.
気持ちの穏やかなやさしい黒ネコだった.
ずいぶん年上だけど、家ネコのせいか、
世間ズレしてなく素直な性格だった.

そのうち、ロックは窓ガラス越しでは
我慢もできなくなってきた.

   続く

飲んで、踊って…




今夜は会社の女性二人の送別会.

駅近くの寿司屋にて.

海藻サラダのドレシングの濃い味から始まり、
酢の物も酸っぱい.
ぬたも濃い味付け.
鮭のアルミ包み焼きの玉ネギは少しサラしておいて欲しい.

なんだか,全て味付けの濃い寿司屋だなぁと
板場を見れば….くわえ煙草の職人.
勘弁して欲しい.

二度と来ない宴会場に目出たくクレジットされました(笑).

そんな宴会で面白かったモノ2題.


“イザサ”の踊り食い.
人間ってホントに残酷な動物.
くわえ煙草の職人がいかにも
出してきそうなメニュ.
出し汁濃すぎでイザサも苦しそう….



30代“あゆ”ちゃんの靴下
流行り?の五本指はともかく
配色の妙に感心.
写真撮るからジッとしなさいっ(笑).


かくして夜は更けて、お寿司は残して…
(もったいない…)
みんな帰ってきちゃいました.

あっ、題名の“踊って”はイザサ君でしたとさ.


街中のネコシリーズ(ドア越しの恋…?)

思いがけない出会いは驚きと喜びの綱引き合戦….

早めの帰宅で、まだ明るさが残る頃.
車を自宅の玄関横に入れる最中にふと視線を感じた.

玄関の前で白いお腹のキジ虎猫が副長を観ていた.




自宅の玄関で猫が待ってるなんて…最高のシチュエーション.

さっそく、車を途中で止めて、窓越しに撮った写真がこれ.


最近、娘が家の周りでよくこの猫を目撃すると報告していた.

玄関脇の段ボールの中で寝ているらしい….


我が家の黒猫チビ嬢のトイレの始末した密封袋の置き場がこの段ボール.

当然、チビ嬢の臭いが染み付いているはず.

そこで寝ているなんて、チビの臭いが嫌いなわけじゃない….

他の猫の臭いを嫌うのが普通の習性.


そっと玄関に近づくと、ゆっくりと茂みに消えていった.

『じゃあな…』と一応挨拶.


玄関ドアを開けると、なぜかチビが三つ指ついてそこに居た….

いままで迎えにきた事は決してない不義理なネコだ.


『あらっ、貴方なの…』と言わんばかりのいぶかしげな顔つき.

ついさっきまで、誰かと話していたような雰囲気を引きずっている.


もしかして…、玄関ドア越しにさっきのキジ虎猫と語らい逢ってた…??



プイときびすを返して居間へ向かうチビ嬢.

近寄れば、カーペット上でぶりっ子…をしている.




『なにか、用でも??』と言いたげな顔….


『ドア越しの恋かい??』と問うても、知らんぷり….


あんた、老いらくの恋だねえ~.


ゴーヤの挽肉詰め




めーちゃんの晩ご飯のレシピから.
http://blogs.yahoo.co.jp/meg608319/57913539.html

ゴーヤ以外の食材が冷蔵庫の在庫になっていたので、
帰り際にゴーヤだけ購入…なぜか今日のスーパーでは
“にがうり”と古風な表示(笑).

左側はゴーヤの苦み消しの為のバリエーション.

ケチャップ掛け+ナチョナルチーズ焼き.

ゴーヤの苦みと玉ねぎの甘み、肉汁…のバランスがなかなか.

一口でつまめちゃうのも酒のオードブルに良いかも.


付け合わせは野菜炒め.
塩味とオイスターソース少々.


卵マカロニサラダ.
実は夕べの残り(笑).


ひじきご飯.
実は今日の弁当の残り(笑).

ゴーヤ1本分の肉詰めの残りは冷凍庫へ.
いずれの弁当のおかずに….


そんな、こんなで、先週の弁当群….




前夜の残り物と大量作り置きの煮物のオンパレード.

冷凍庫の在庫も一掃しなきゃなぁ.