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映画「マザー・テレサとその世界」、「マザーテレサの祈り生命それは愛」




日曜の午後、恵比寿の東京都写真美術館にて.
短編を2本、本年32、33本目となる鑑賞で
再度マザーの真髄に触れる.

今回のマザー・テレサ映画祭の上映は全部で6本.
そのうち3本を観たことになる.

結局は最短のわずか30分の「…生命それは愛」が
マザー・テレサ自身のその思想と姿勢を一番良く表現していたと感じた.

それは、1981年来日時の行動の記録と講演が
そのまま描かれていたから、余計な思惑を排して
直接的にメッセージが自分に伝わったようだ.

この初来日の主目的は「生命の尊厳」シンポジュウムへの参加と講演.
カトリック信者らしい、神から授かった命の尊さの主張と人工中絶の悪の
絶滅への提言だった.繰り返し発せられるメッセージは終始一貫
“何人たりとも神から授かった命を奪う事は許されない.”


彼女は実に雄弁なアジテーターである事を認識.
原稿を見ながらの発言で始まるが、途中からは原稿は無く、
その主張と自らの信念をとくとくと説く.
その力強さと人を感動させる話術は眼を見張らせ、耳を傾けさせる.

記者とのインタビューで難癖的な質問をされても、
実にクレバーな信念に基づいた回答で聞くものをうならせる.
「あんた宇宙人?」などと馬鹿な発言を記者に返す、どこぞの国の
郵政改革担当大臣に爪の垢でもせんじて飲ませてやりたい….

マザー・テレサの行動や行いの軌跡は素晴らしいが、
ずば抜けたその発言、人を納得、動かす事の能力の素晴らしさに驚嘆する.
見方を変えればキリストも抜群のアジテーターだったのかもしれない.
宗教の力、いや神の力を借りてマザー・テレサの口から出てくる言葉が
また人を感動させて、人を動かす….

宗教と神を信ずる云々でなく、マザー・テレサという一人の人間の
偉大さを十二分に感じる事ができたこの映画鑑賞に大満足.

「マザーテレサ見なさい」と唐突なメールをくれた友人にささやかな感謝.
よき友に恵まれるのも神のおびき導ちだろう(微笑)


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灯台元暗し




まだまだ寒い関東地区、桜、ソメイヨシノの咲き具合もいまいちなのだけど….

川崎の地に越してきてまだ3ヶ月、アパートと会社の往復に気をとられていたが、
なんとアパートからたった30mの距離に当地の桜の名所「二ケ領用水」が
在ることに今頃気がついた.

まさに “灯台元暗し”.

そこで、まだまだ三分咲きの二ケ領用水の桜ショット.



多摩川からの分水なのか、水は清く澄んでいる.

時折不埒な住民が流す空き缶やゴミが浮いていたりもするが、
清らかな水の上を鴨が泳いでいたりもするのは、
さながら都会?のオアシス.




今週末が満開かなぁ….


2010 Astralian F1-GP決勝




開始4戦はドサ回りのF1サーカスの第2戦.
緒戦はレースがつまらなくなると非難轟々のレギュレーションだったが、
そんな批判は無用の今回のレース運び.

いやぁ面白いレースだった.
やはり雨はレースを面白くするスパイス.

前半の小雨でのタイヤチョイスのタイミングから、
雨が止み始めのコース取り、
そして中後半の抜きあいと上位陣の接戦.
どこのパートも見所満載のレースだった.

1位は雨の止みを読んで真っ先にソフトタイヤ交換を
好決断したJ.バトン.昨年チャンピオンに相応しい判断.

2位のルノー、クビカは大健闘.あのマシンをねじふせ、
あのエンジンを絞りきって、あのポジションを維持したのは驚異.
F.マッサの競い弱さは今回も何度も露見(笑)、しかし相手のミスに乗じて
リカバリーする上手さは絶品.マシンの好調さに助けられての3位.

後半数周の4位争いが今回のレースの一番の興奮どころ.
思わず声をあげたね、深夜なのに(笑).

F.アロンソとL.ハミルトン、二人の元チャンピオン同士の接近戦.
乾いたコースとまだ濡れているコースを使い切っての
ブロックと追い抜きの仕掛け合い…これが雨のレースの醍醐味だよね.
残2周を残しての2車並んでのブレーキ合戦.
F.アロンソはフロントが煙を吐いていたが、守りきった.
絶品のブレーキワークに感嘆.
賞賛に値する第4位…今年のF.アロンソは半端では無い.
彼が今シーズンの台風の眼なのかもしれない.

忘れてはいけない、皇帝M.シューマッハの熱い走り.
ファーストラップでフロントを壊し、最下位からのスタートだったが、
結局、入賞圏の10位.これで2戦連続のポイントをゲット.
国際映像ではあまり映らなかったが、マシンをぶつけながらの
震えのくるような戦闘的オーバーテイクをしていた….
まだまだ今シーズンは楽しみだなぁ.

若武者S.ベッテルは2戦連続の予選ポールは見事だが、
いかんせんマシンの故障はドライバの能力の範疇外.
今回もブレーキ系統の故障でリタイアしてしまったが、
フロントウィングが脱落してしまった可夢違のザウバ-と
供にレッドブルはこれからの信頼性アップが課題.


これで、F.アロンソ、J.バトンがそれぞれ1勝.
跳ね馬、マクと来たから来週の次戦セパンは銀色がくるか??

また、雨だといいな(笑).


週の初めから…

会社の飲み会はやはり金曜が多い.
翌日の仕事を気にせずに飲みたい気持ちは誰しも同じ.

しかし、翌日を心配しながらあるいは心配せずに…
なんてのは真の飲兵衛にはおよびが無い.

その時の酔い心地を楽しんで、次の日に影響が出ない程度に
止めておくのが、勤め人の飲み方.

ということで、興が乗れば月曜から飲んじゃう(笑).

勤める会社の近所の焼き鳥屋さんの店内調理場での
飲み会を再び.いや正しくは三度目か?(笑).

同僚5人で煮込みと焼き鳥で酒盛り.




この煮込みが月曜か火曜までしか無いというので、
皆月曜からこの店を襲撃しようと目論んだ.

ご近所の買い物帰りの奥様達も列をなして
焼き鳥や煮込みを買っていく.
もちろん店の外で並んでだが.

店内の調理場で飲み食いする我らは、
わりと冷たい視線で…見られてるかも(笑).


店内から見る
焼き手のおじさんとおばさん.
来客の相手と我々の相手で
結構忙しい.
注文は自分で紙に書いて渡す.


ちゃんと備長炭で焼いている.
あっという間に焼けるから、
すぐ焼き鳥は出てくる.
しかもアツアツ….
当たり前か(笑).

そんなこんなで勢いがついてしまって…、
もう1軒行ってしまったので…、昨夜は
記事をふっ飛ばしてしまった.

一つ記事を吹っ飛ばすと書きたいことが次々控えているので渋滞しちゃう.
そんな状態解消のために今夜は記事をバンバン連打しちゃう.



街中のネコシリーズ(マイケル2)




し、しまった….
記事書きかけのまま、寝てしまった.
昨夜、楽しいお酒を月曜から飲みすぎてしまったかも.
たまには、こういうこともある…ということですね(苦笑)

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毎日逢う川崎アリーナの猫たち.

なかでも、毎日会う機会の多い猫の独り?に
このキジトラ君….

妙に副長の最初の飼い猫マイケルに瓜二つ.

今をさかのぼる22年前に飼い始めた猫.
まだ生きているのだろうか??

別れた妻の姉に預けてしまったきり.
もう22歳になるはず.
もう生きていれば、化け物だよね….

この地川崎は天国.

たまに朝逢っても豪勢なロースハムを食べている….




しっかりしたサポーターが控えている証拠.

今後も頑張るのだよ…




フランク・ブラングィン展 @国立西洋美術館




上野まで来て桜や猫ばかり追い求めているんじゃ味けない.
当然…、美術館にも寄ってきた.

上野国立西洋美術館の主要な収蔵品の規範と
なっているのは松方コレクション.
これは川崎造船所(現川崎重工)の初代社長
川崎幸次郎の1910~1920年代の収集品.

この収集を支えたのがベルギー生まれの英国人画家
フランク・ブラングィン(1867~1956).

その画家としての作品やデザイン作品と
それにまつわる松方コレクションの展示会.

トップ写真は看板なのだけど、彼の代表作.
 「海賊バカニーア」1892年作
ちょうど今、地上波で海賊ジャック・スパローの映画を
演っていたけど、そんな海賊の雰囲気を好く表わす一作.
赤の海賊旗と海賊の青い服の対比や、煙を吐く船や
更に後景の港町の描写など見ごたえがある.

元々は装飾作家でもあったらしく、ウィリアム・モリスの
流れを汲んだ、絨毯や陶器のデザインも好きなテイスト.

特にテーブルやイスのデザインは英国伝統の雰囲気が
いっぱいで、とても親しみのある作品ばかり.

いままでなじみの薄かった作家だが、
好きなグループにクレジット.
そんな鑑賞とは別に特別好きなものを他にも見つけた.



西洋美術館の新コレクション.
数年前、そのコレクション展で大のお気に入りに
なった、ウィルヘルム・ハンマースホイ作品を
新規購入したらしい.
「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」
とても好きな秀作を購入してくれた!
あわせて、彼の義兄が描いた、
妻イーダの肖像画も並んでいた.
その愛らしい表(笑)の顔つき.
なんとも絶妙な国税の使い方だこと!!


懐かしい好きな絵にも逢えて大満足の一日だった.


街中のネコシリーズ(上野のサクラ猫)




朝から多摩川の二ヶ領用水の桜や、
上野公園の桜を撮っていた.
このところニセモノばっかりだったからね(笑).

桜を撮ってても、副長の猫勘は健在.

ふと気持が騒いだ.

人が集まっていた、桜を撮るには多過ぎる人たち.

視線の先は…樹上の猫

素敵な首輪からも飼い猫なのだろう.
ひょいと樹上に乗せてみたのか?

ウトウトと寝ているかと思えば…




時おり、眼を開けたりもする.

なかなか美形の彼氏….

まだ充分若そう.



樹木下では写メ大会.
その後ろには一眼レフ軍団が.
その後ろには、なにやらTV局…(笑).
いやはや大人気のスター.



ちょっと動くと
大歓声があがる.
そろそろと樹上を移動.
ちょっと立ち止まって
また居眠りに突入.


桜見物よりも人を集めた上野公園の一コマ.



相模大野駅前の桜




昨夜は久々に娘夫婦と食事に相模大野へ.

駅ビルの中の桜にみな見とれる….

去年も目を楽しませてくれた.
今年は去年に比べ、ずいぶん綺麗で早いナァ….

周囲のお姉さんたちと一緒に
写めしてたら…ふと気がついた.

これ、本物じゃない.
巧みに作ってあるが偽物、作り物だった.

去年は本物だったのに….
解説によると昨年の本物はかわいそうという声も多く、
咲き終わった後は育った土地、埼玉川口へ再植され
ゆっくり静養中だとか.今年はそんな訳でイミテーション.

体調がおもわしくない娘を励ますべく、
ガッツリとしゃぶしゃぶ食べ放題という
無謀な(笑)夕食に走ってみた.


黒毛和牛と言いながら
すこし油が多い気もするが、
久々に“肉”を沢山食べた.
娘夫婦も食欲旺盛でなにより.


普通のスープと
カレースープも選んでみた.
辛味が利いて美味しいのだけど、
付けダレがポン酢やゴマダレだったりすると
混じって味がビミョー?!


肉以外に
スコッチエッグ風ウズラ卵すり身や
バジル風味チーズ入りすり身なんて
ふざけたモノも….
それなりの風味と味.


昨夜は寒いし小雨は降るはで、川崎アパートへ退散.

さて、今日関東は晴れてきた土曜日.

“本物の桜”を求めて出好きしてみますかっ!


こだわり

ラヂオ(古臭い表現だなぁ)が好きで今でも良く聴いている.
先週の土曜の午後の久米宏の番組「ラジオなんですけど」で
印象に残った話が一つ.

松尾なにがしという著名人の発言.
「こだわり」という言葉の誤用が目立つ….
本来は小さい事、つまらない事に
なんくせをつけること、文句をつけることを言う.

ところが市井では「こだわりの一品」だの
「こだわりカレーパン有りマス」と使用され、
良い意味のように使用されるのは間違いと
松尾氏は嘆いていた.

そこで、本題.副長の「こだわり」.
つまりどうでもいい、ちいさい事だね(笑).

  --長崎チャンポンへのこだわり--

副長は長崎で生まれ6歳まで過ごしている.
昭和30年代、まだ食生活も貧しい年代だった.
当時唯一のご馳走がチャンポン.

祖父母の家を訪ねると近所から店やもんとして
食べさせてもらっていた.
以来、この味が胃袋と頭に刷り込まれた.

以降、東京や関東地区で暮らしているが、
えら~く、チャンポンにはうるさい.
そう、こだわっている….

よく関東でみかけるのは、麺がうどんであろうと
縮れ中華細麺であろうと、野菜あんかけを
「ちゃんぽん」と称する店がある.
その場でお膳をひっくり返したくなる(笑).
おそらく同じく長崎名物の皿うどんの
あんかけと混用しているんだね.

この手合いは断固として「チャンポン」と呼んではいけない.

チャンポンは麺とスープと具の三種の合わせ技.
(たいていの麺類はそうなのだけど…)
麺はツルツルのかん水、玉子の強めの黄色い中太麺.
スープはトンコツと鶏がらが基本.そしてラードの風味.
野菜や魚介類の具をラードで炒め、スープを注ぎ、
そして麺を投入して、一つの鍋でいっぺんに煮る.
これが長崎チャンポン.

副長が里帰りをすると、ほぼ一日に2食はチャンポン(笑).
チャンポンの始祖、長崎市の中華料理店「四海樓」でも
食べたし、ありとあらゆる場所でチャンポンを平らげる.


今住んでいる関東地区の逆境の中で及第点が
リンガーハットというチェーン店.
ここのチャンポンは副長的には、なんとか許せる.




長崎と東京に本社を置く、全国に約500店舗をかまえる
年商350億円以上のしっかりした企業.
株投資的にも面白い会社なのだけど、過去に何度か
浮き沈みを経験している.経営的にもだが、その味や
値段にも色々な変遷がある.

このリンガーハットの第1号店(当然長崎だ)でも元妻と
一緒にチャンポンを食べたと言うあきれものの副長は
外食嫌いと言いながらも、リンガーハットのチャンポンは
コンスタントに食べている.だっていろんな所にあるしね.

が、最近はどうも及第点だった味が少し許せなくなっている.

野菜を全部国内調達にするなど企業努力は理解するが、
どうも万人向け狙いの方向性が見え隠れする.
味噌味だの、ピリ辛口だの、野菜たっぷりだの…は
まだバリエーションを増やすだけだから、要は選ばなければ済むこと.

ところがベースとなるレギュラーのチャンポンの味が
変わってきている.先述の作り方で書いたように
ラードで炒めるから、スープのコクにラードの臭いが
付いてくるのが、長崎チャンポンの特徴.
最近のリンガーハットにはラードの臭いが全くしない….
たしかに癖のある臭いだから万人向けには排したいのだろう.

ここは副長、こだわりたい(つまらない事だねぇ(笑)).

この関東地区に住みながら、リンガーハットが駄目じゃ、
あとは銀座の「吉兆」くらいしか残らない?
いやいや隠れた個人経営の店でチャンポンの美味しい店は
はまだいくらでもある.でも、気楽には行けないなぁ….

麺とスープを長崎からおとりよせすれば…、
という手もまだあるのだけどねぇ.


つまらない「こだわり」のお話でした...


映画「マイレージ、マイライフ」~あたしゃ、スーツケースに詰め込みすぎ?



                    原題: UP IN THE AIR

水曜の夜のお楽しみ、本年31本目はこれからの人生を考える作品.

 「JUNO/ジュノ」のジェイソン・ライトマン監督による
ウォルター・カーンの同名小説の映画化.
主演は「フィクサー」のジョージ・クルーニー、
共演に「ディパーテッド」のヴェラ・ファミーガ、「トワイライト~初恋~」のアナ・ケンドリック.

リストラ宣告人として全米を飛び回り、煩わしい人間関係を回避して
身軽で気ままな人生を送ってきた主人公が、
2人の女性との出会いをきっかけに
それまでの生き方や人とのつながりについて
見つめ直していく姿をシニカルに綴る.

リーマンショック後ゆえに生々しい首切りのシーン.
ある日突然見知らぬ男がやってきて自分の首を宣告する.
もう明日から会社に来なくて好いと….
日本じゃここまでドライではないが、
似たような状況であることは実際に感ずる.

直接社員に言い渡せない経営者が雇うリストラ宣告人が主人公の仕事.
全米を飛行機とレンタカーで年間322日間も出張している.
時折依頼される自らの講演でも謳っている….
“バックパックに入らない人生の荷物はいっさい背負わない”.

なんだか最近の副長自身の思想を説かれるようで、
なんとも居心地の悪いシーン.

主人公は人間関係も仕事もあっさりと淡泊にこなし、
結婚願望も持たず、家族とも距離を置いたまま、
ただマイレージを1000万マイル貯めることが目下の人生目標となっている.

そんな時に出会う2人の女性とのやり取りから
生まれる心変わり?生き方の見直し??
そんな悩んだ状況で迎える1000万マイルの達成.

素直に喜べない主人公.
人生の目的とは、求める幸福とは、
なにやら自らの対場に当てはめがちの副長.

そんな自らの気持ちとは裏腹にストーリーは進む、

ジョージ・クルーニーがとてもスマートで素敵な中年を演ずる.
少なめの荷物、キャリータイプの小ぶりのスーツケース.
旅なれた振る舞いが最初はかっこよく見える.

2人の女優もそれぞれの年代相応の魅力を振りまく.
恋愛もあるが、いやらしくないあっさりとした描き方で、
いかにも伝統的アメリカン・コメディーの典型.

笑わせ、ちょっとしんみり、そして深く人生を考えさせる….
なかなかの佳作と思った.