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映画「インターステラー」…再び!


原題:INTERSTELLAR 制作年:2014年 製作国:アメリカ 上映時間:169分

あいだ3日も空けずに、また観てしまった.こんなこと初めて.
“邦画を1100円で楽しむ友の会”のめーちゃん。と珍しく平日の夜に洋画を鑑賞.
二人とも部類のSF好きだからね.本年142本目の鑑賞.

『ダークナイト』、『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督が放つSFドラマ.
食糧不足や環境の変化によって人類滅亡が迫る中、それを回避するミッションに
挑む男の姿を見つめていく.

主演を務める『ダラス・バイヤーズクラブ』のマシュー・マコノヒーを筆頭に、
『レ・ミゼラブル』のアン・ハサウェイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』の
ジェシカ・チャステインら演技派スターが結集する.

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた.
そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる.
そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった.

地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男.
悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを
決意して宇宙船へと乗り込む.

以上は<Yahoo 映画>から転載.
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立て続けて2回も観ると、詳細な部分が見えてくるし筋は読めているので
その作り方や脚本のこまかい造りを楽しんでしまう.

前半の伏線のきめ細かいことに感嘆.全てのエピソードに理由と帰結が存在する.
クリストファー・ノーランが練りに練った脚本の素晴らしさに感嘆する.
手抜きが一切無いという印象.その緻密さが判らなくても基本的大筋で楽しめるのも凄い.

うかつながら、前回の観賞記では未知の「誰か」の力でマコノヒーは宇宙へ駆り出されると
書いたが、結末においてその「誰か」は明確にされていた事に今回気がついた.
今更ながら浅い鑑賞をしていると反省….

緊張感が続くシーンのなかで息抜きとなっているのが、宇宙空間で活躍するロボット.
MPRと称する無骨なデザインのロボットの存在が愉快.「2001年…」でのモノリスを
イメージさせる全体デザインの真中に古くさいCRT画面が2つ付いている.

まったく普通の口調で喋るので、役者が喋っているのか、ロボットが喋っているのか
判りにくいのだが、面白いのはそのユーモア度.最初は90%に設定されているが、
そのシャレがきついので、どんどんユーモア度を下げられてしまう.

ユーモア度75%でもどぎついブラックユーモアをかますロボットとマコノヒーの会話は
漫才のボケと突っ込みのやりとりみたいに楽しい.最後の最後でブラックホールから
生き延びて再生される結末もうれしい….

マコノヒーやアン・ハザウェイたちの人間役者たちの演技も素晴らしい.

アン演ずるブラウン博士は恋人への情愛と人類の救済と言う大義の狭間で悩む姿や、
それに他から結論を押しつけられる事への反発、そして偶然にも恋人の待つ星への
単独行が得られた時の感情…をそれぞれ上手く演技する.綺麗なだけじゃない
“人間”の悩み、苦しみをよく表す素敵な女優であることを再認識.

意外な大物男優演ずるマン博士も面白いキャスティングと供に良いキャラクタ-付け.
孤高な志で単独で星の調査に赴くものの、孤独の感情に負けてしまう.マコノヒーに助けて
もらってからは、独り狭視の世界へ入り込み狂乱してしまう.

この男優、最後のエンドスクロールにはちゃんと名前がクレジットされていたの
を2回目鑑賞では確認した(笑)

もうひとつ2回目の鑑賞で確認したかったこと、マコノヒーがしていた腕時計.
モールス信号を担当する皮バンドの腕時計ではなく、普段のマコノヒーの腕に
していた金属バンドの腕時計…ハミルトン製であることをチェック.

マコノヒーモデルなのだろう、大判でシンプルな金属側、カッコいいなぁ.
久々に(笑)、物欲が動いた.あれ欲しい….

そんなオバカな見方で終わった2回目の鑑賞.
マーフィー博士を囲む家族のシーンでやっぱり泣いてしまった副長は単細胞(笑).






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今日でお別れ…



今朝の自宅の玄関のドウダンツツジ.
散っても目を楽しませてくれる.

今日土曜は、いつもの如く
歯科医で歯石取り、
父親の様子見.

父親は落ち着いて独り暮らしを
続けている.
今日は財布にお金を充填してきた.


「今日でお別れ」というと
菅原洋一の名曲.
知っている方は…50代以上?(笑)

別にこのブログを終える訳ではない.

今日はマイカーとお別れだった.



車検が明日11月30日で切れる.
今年3回目の車検だからちょうど7年乗った.

約11万km、良く走ったなぁ….



まだ、足腰しっかりしているし
なんら問題は無い.

もったいないなぁ….

タイヤはスタッドレス含めて3回、
バッテリーは1回交換したっきり.

“当たり”の部類だろうか.
リコールは1回だけ.
少ない方だろう.

ホンダらしい良く吹ける
可変バルブの1.5Lエンジン.
160km/hまではすぐ吹け上がる.

書いちゃいけないことだけど、
深夜の首都高速道路を免停相当の速度で
自宅と川崎アパート間を往復していた.

今日の夕方、ディラーに引き取ってもらった.
代わりの…新車の納入は来週.
とりあえずの代車を受領.


しばし、感慨に耽って…、
いきつけの焼き鳥屋へ.



写真は、もも肉に大根おろし+ポン酢の
“みぞれ”

7年間ご苦労様でした.

モノとの別れは
一緒に過ごした想い出との惜別である….








在仏会社のOB会 @勝味 渋谷



久々の渋谷の大交差点.
看板はAKB48に西野カナ.
今どきだね♪

昨夜は在仏会社のOB会.
定年された方や我ら現役含め16名.

渋谷道玄坂の
季節割烹「勝味」

判りにくい位置ゆえi-Phoneの
ナヴィの力を借りてしまった.



先付がお浸しと塩辛.
ここがつまずきの元だった.

本来、嫌いな食物は少ないのだが、
塩辛や魚卵類は好まない.

先付なのに手を付けないまま放置.
もちろんお浸しはいただいた.

その後の料理は無難に始まる….



“鯛の蒸し煮”は絶品!


もう30年近くなる歴史を持つ、在仏会社.
それぞれ在籍した時期、期間は異なるのだけど、
共通の話題で話しは盛り上がる.

なぜか、会社の近所に在る
モンサンミッシェル
の工事状況が毎回報告される(笑).

仏でお世話になった公人と
宴会の場からi-Phoneで、
仏とダイレクトにメール中継したりする
強者も居たりする.

そんなこんなで宴会は進行していく….


“白子”や“もずく”が出て来て
副長はノックアウト(笑).

やはり嫌いなモノが出て来たぁ~!



でも、焼き物や天ぷらでごまかされちゃった.


〆はソバかお茶漬け.



副長はお茶漬けをチョイス.
ごくごく普通の海苔茶漬け.

ごちそうさまでした.



この日のみっけものはこの仲居さん.



綺麗に和服を着こなし、16名分の料理を
1人で賄ってくれた.

笑顔が素敵で、
この日の出席者少なくとも5名は
恋に落ちた…(笑).

仲居さん目当てに
再訪する輩有り…と診た(爆笑).







朝の遊歩道



今朝の通勤路の風景.





黄葉も紅葉も楽しめる….





太極拳の朝練.
優雅な動きに…ご苦労様.




こんな通勤路はとても楽しい…♪.




眼も新たな紅葉….




自らナイス!(笑).















街中のネコシリーズ(夜の猫、日陰の猫)



川崎市中原区西明寺の庭にて.

夜もふけてお寺はシャッターで閉じられている.
そんな境内の中で佇む猫.

首輪が見えるから、飼い猫.

いつもは夜の境内は大きなダックスフンドが
見回ってくれているのだけど.
この仔とは仲が良い関係(笑).

この日は代役かな?




代わって、川崎下野毛の下町工場の前庭にて.



日陰と日向の狭間を行ったり来たり….

ゴロゴロと気持ちよさそう.


撮っていると、
又も眼付けされちゃった.




いつも、野良ニャンに睨まれる副長って…(笑).








ボストン美術館ミレー展 @三菱一号館美術館


--傑作の数々と画家の真実--   Millet, Barbizon and Fonyainebleau


3連休の最終日は美術三昧.午後遅くは丸ノ内の三菱一号館美術館へ.
ボストン美術館からやってきたミレーの作品展なんぞを観賞.

たくましく働く農民や自然の様子に温かいまなざしを向け、ありのままの姿を描いた
ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875).フランスのノルマンディー地方の
格式ある農家に生まれたミレーは、19歳で画家の修業をはじめ.その後パリ滞在中には、
生活のために風俗画や裸婦像も手がけ、1849年、パ リ郊外のバルビゾン村に家族で移住しました.

1850年代にボストン出身の画家がバルビゾンに定住し、その後ミレーの名品を母国に
持ち帰ったことから、自然を愛したボストン市民の間にミレー愛好熱が高まり、
フランスを凌ぐほど優れた作品を市民が愛蔵しました.

1876年のボストン美術館開館後、市民がコレクションを寄贈し、
多くのミレー作品がボスト ン美術館に所蔵されています.

本展では、ミレー生誕200周年記念として、『ボストン美術館3大ミレー』と言われる
《種をまく人》、《刈入れ人たちの休息(ルツとボアズ)》、《羊飼いの娘》をはじめ、
選りすぐりのミレーの作品25点を中心に、バルビゾン村で活動したコロー、ディアズ、ルソーら
バルビゾン派の画家、またミレーの影響を受けたクロード・モネらフランスの画家の作品など、
総点数64点を展覧します.

以上は同美術展HPから転載.
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今回の代表作《種をまく人》は同時期に描かれた作品が山梨県立美術館にも所蔵されている.
過去2回くらいお目にかかっているのだが…、今回の来日作品の方が
明るい印象.種をまく人の顔の雰囲気が良く判る.


ジャン=フランソワ・ミレー《 種をまく人》
1850年、油彩・カンヴァス、101.6×82.6cm


《種をまく人》は、当時では美術史上初めて「農村での労働」そのものを主題にした作品.
背景の傾斜地の様子から、本作の舞台はミレーの故郷のノルマンディーと考えられており、
同地はソバの産地であることから、農民がまいているのは、ソバの種であるという説が濃厚だそう.

ノルマンディーの隣の県に4年間住んでいたが、本当にその地は、ソバとジャガイモとリンゴしか
採れない、農業国フランスらしからぬトホホの土地だった事を思い出させてくれた.

そんな土地で生まれたミレー、より明るい富養な土地バルビゾンに移り住んで、制作に励んだ.
13年前にバルビゾン村を訪ねたことがある.

よれよれのシトロエン Saxo のレンタカーでパリから南へ約60km.
ひなびた小さな村だったけど、ミレーの家やルソーとミレーの墓石を観光(笑)してきた.
彼の絵にあるような薄暗い天候の日だったから、より印象深かった気がする.

そんなミレーの自画像.


ジャン=フランソワ・ミレー《自画像》
1840-41年頃、油彩・カンヴァス、63.5×47cm



本作は、画家が生涯に描いた僅か4点(油彩2点、素描2点)の自画像のうちの1点.
背が高く、がっちりとした体格のミレーは、パリに上京した当初「森の男」というあだ名が
つけられていたそうだが、この絵の中では、洗練された姿でためらいながらも
穏やかな様子でこちらを見つめているのが印象的.

ミレーの生誕200年を祝う美術展は山梨でも開いていたよう.
見落としてしまったなぁ…、残念っ.

じっくり観ていたら、館を出たらもうすっかり…夜.
夜の三菱一号館美術館は夜もあざやか.





夜の都会の黄葉はこんなもん.





都会でも秋は進んでいる.








バカラの招き猫



祝日は2軒目の美術館へ向かう.

丸の内のバカラショップにて.
ウィンドウに可愛いネコ発見.

なんとバカラの招き猫.

値段を知りたかったけど、
怖くて入れなかった(笑).



永遠の輝き

永久に招く猫….






チューリッヒ美術館展 @国立新美術館 東京六本木




3連休の最終日も美術館巡り.なぜか映画館に足が向かない.
あまりにも良作「インターステラー」を観てしまってからは、
どんな作品を観ても見劣りする気がしちゃうからかな.

そんな気持ちで普段は足が向かない六本木の国立新美術館へ.
前日の「ホドラー展」に引き続き、日本とスイスの国交樹立150年を
記念する展覧会、「チューリッヒ美術館展」へ.

スイスが誇る美の殿堂チューリヒ美術館のコレクションを、日本で初めて
まとめて紹介.出品されるのは幅6メートルにおよぶモネの大作やシャガールの代表作6点
に加え、ホドラーやクレーといったスイスを代表する作家の珠玉の絵画、さらにはマティス、
ピカソ、ミロといった20世紀美術の巨匠の作品など、 これまでなかなか来日の実現しなかった
印象派からシュルレアリスムまでの傑作70点以上.

スケッチや習作がほとんどない、まさに「すべてが代表作」といえるラインアップ.
世界的な金融都市でもあるチューリヒの富と、スイスの人々の美への慧眼を象徴するような
チューリヒ美術館展です.

以上は同美術館展HPから転載.
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モネ、セザンヌ、ピカソ、ダリ、ジャコメッティ…近代美術史を彩る巨匠たちの傑作や、
名品ばかり74点が集結.最近の流行りの習作やスケッチは全くない、圧巻のラインアップ.
見応えはある.

本展“最大”のウリは、縦2m、幅6mに及ぶ大作、モネの≪睡蓮の池、夕暮れ≫.



夕暮れ時の微妙な色合いをたたえた睡蓮の池が、視界いっぱいに広がる.
モネの「睡蓮」はもう50点ぐらいはみているだろうか.彼は睡蓮を200点以上
描いているそうだから、まだまだだね.

この作品は後期の作品.もう緑内障でよく目が見えなくなってきたはず.
そんな環境下で描いた睡蓮は夕景.真っ赤な太陽が睡蓮の浮かぶ池に
反射している様が明るく描いてある.こんな明るい「睡蓮」は珍しい.

大きさも、明るさも、モネの作品中でもまれな「睡蓮」かもしれない.
もっとも大きさではパリ、オランジェリー美術館にはかなわないけど.


スイスと日本の国交樹立150周年にあたる記念年にふさわしく、セガンティーニ、ホドラー、
ヴァロットン、クレー、ジャコメッティら、スイスゆかりの作家たちの作品群をまとめて見られる.

なかでも、前日観たホドラーは特別なコーナーが作ってあり、特別な扱い.




風景画を中心に数点、前日の余韻にまた酔ってしまった.


彫刻のジャコメッティも好きな作家.特徴ある造型にしげしげと観る人多し.
こんなに近くで観られる幸せに浸ってしまう.

他にゴッホや、シャガールも充実の作品群、見応えのある美術展だった.










色づいた柿たち



(スマホ投稿)

今夜は珍しく平日の「映画を1100円で楽しむ友の会」の開催.

18:30から3時間近い作品観ちゃうと夕飯はもう10時近く….
健康には良くないですねぇ…(笑).

そんな夕食の場でお土産に、
めーちゃん。からもらった柿たち.

なんと、ガクまで紅葉している….

美味しそうだなぁ….




.

フェルディナント・ホドラー展@国立西洋美術館 上野




上野でのお目当ては国立西洋美術館.

2014年はスイスと日本の国交樹立150周年を祝う記念の年.
その一環で40年ぶりに開催されたスイスを代表する国民画家
フェルディナント・ホドラーの作品展.

ホドラーは19世紀末から20世紀初頭にかけてのスイスの象徴主義を代表する画家で、
母国では今日でも「国民画家」として親しまれている.

1853年にベルンの貧しい家庭に生まれ、実父の死後、幼い頃から継父のもとで絵画を学ぶが、
本格的な画業は1871年にジュネーヴへ移り住んで以降にはじまった.

当初はスイスの慣習的な風景表現やフランスの写実主義の影響下にいたが、
1880年代からは象徴主義に傾倒し、人間の内面的な感情や心理を浮かび上がらせる
モニュメンタルな人物表現によって、しだいに独自の境地を切り拓いた.

アルブレヒト・デューラーやハンス・ホルバイン(子)らのルネサンス絵画から、
ピエール・ピュ ヴィ・ド・シャヴァンヌによる近代の壁画までを学んだホドラーの力強い線描、
大胆な賦彩、リズミックな構図は、大型の油彩画やフレスコ壁画など、
とりわけ装飾的な大画面に効果を発揮している.

一方、身近なアルプスの自然も、この画家の想像力の源泉でありつづけた.
画業の後半期には、抽象化した形態と平滑な 色彩表現によってアルプスの山々や湖をくりかえし描き、
ほとんど装飾的ともいえる風景画を数多く残した.

こうしたホドラーの人物画や風景画は、彼自身が提唱した「パラレリズム」(平行主義)
という論理に基づき、類似する形態の反復や呼応関係によって組織されている点で注目される.
晩年にいたっても大規模な壁画装飾を実現し、1918年に、長らく暮らしたジュネーヴにて
65歳で没した.

以上は「ホドラー展」HPから転載.
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スイスは在仏時代に何度も訪れてはいるのだが、当時は自然風景目当てで
美術館巡りをする余裕が無かった.よって国民画家ホドラーの作品にも馴染みが無い.

観た第一印象は“躍動感”.静的な画なのに観ていると動きが感じられ、
画によっては音や音楽が聞こえてくるよう….

早くから両親や弟たちを結核で亡くしたホドラーの初期画(世紀末以前)は
暗く、“死”を想像させる作品が観られた.

新世紀、20世紀への転換期を境に、ホドラーは「死」よりも「生」の絵画に目醒める.
踊る人々の姿、そこに身体化 される感情、それらが連鎖することで生まれるリズム.



《感情 Ⅲ》
1905年 油彩、カンヴァス ベルン州

「パラレリズム」(平行主義)という独自の美術理論を提唱したホドラーは、
ただ眼に映る対象よりも、それらをつくり出す構造や原理にこだわり、
その表現にこだわった…その結果が観る者に躍動感を感じさせるのだろう.




《バラのある自画像》
1914年、
油彩・カンヴァス
シャフハウゼン万聖教会博物館

ホドラーは数多くの自画像を残した画家で、本展覧会にもいくつもの自画像が在った.
その中で一番印象に残ったのがこれ.本作は1914年、61歳のときに描かれたもの.

顔をやや斜めに向け、眼を見開いてこちらを向くホドラーの表情は、
周囲に配されたバラの装飾とも相まって、どこかチャーミングな印象.
どこぞの俳優:西田敏行かとも思った(笑).



アルプスの山々や雲のような自然界の無機物の画にさえ、
生命感や律動感を感ずるその筆致は素晴らしい….


《ミューレンから見たユングフラウ山》
1911年 油彩、カンヴァス ベルン美術館

実際に、ミューレンからユングフラウを見上げたことはあるのだけど、
こんなダイナミックさは感じえなかった.観る者の違いを感じると供に
それをこんな風に表現できる才能に驚嘆….

刺激的な勤労感謝の日の午後を楽しむことができた.