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映画「gifted/ギフテッド」…数学よりも愛が大事?



原題:GIFTED
制作年:2017年 制作国:アメリカ 上映時間:101分


火曜の夜、父の介護を終えてふと時計を見るなら18時.まだ映画に間に合うと
車をビュンと飛ばしておおたかの森シネコンへ.1か月フリーパスでタダ観12本目は
好きなマーク・ウェブ監督の作品をTOHOおおたかの森で本年累積173本目の鑑賞.

「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」のマーク・ウェブ監督が天才少女の
葛藤と、彼女の養育を巡る大人たちの対立の行方を綴った感動ドラマ.

主演は「キャプテン・アメリカ」のクリス・エヴァンスと本作のキュートな演技で
一躍ハリウッド期待の子役スターとなったマッケナ・グレイス.
共演にリンゼイ・ダンカン、ジェニー・スレイト、オクタヴィア・スペンサー.
 
叔父のフランクと片目の猫フレッドと暮らす一見ごく普通の7歳の少女メアリー.
しかし彼女は数学の才能に著しく秀でた天才少女だった.

小学校に通い出すや、すぐにそのことが発覚し、学校側はフランクに天才児の英才教育で
名高い私学への転校を勧める.しかしフランクは“普通の子として育てたい”とこれを
拒否する.それは、メアリーをフランクに託して自殺してしまった姉の願いだった.

ところがある日、メアリーの祖母イブリンが現われ、孫の才能を無駄にすべきではないと
フランクと激しく衝突.そのままフランクを相手に裁判を起こしてメアリーの親権を
主張するのだったが….

以上は<allcinema>から転載.
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非凡な才能を持つ人を“gifted”と呼ぶそう.日本でなら天賦の才とでも言うのかも.
天才的な数学の才能を持つメアリーをめぐる周囲の人々の争いと混乱を描く作品.

天が与えたもう才能なのか、親から譲り受けた才能なのか、母も祖母も優れた数学者だ.
やはりDNAがものをいうのであろう.7歳を演ずるマッケンナ・グレイスの演技はあざとくも
なく、自然な演技で好感がもてる.何よりも容姿が可愛いのが一番の武器であろう.

亡くなったメアリーの母の弟を演ずるクリス・エバンスは、執着的な心で姉の遺言、“娘を
普通に育てる”を必死に守ろうとするフランク役を演ずる.
ヒーローでもなければ、スーパーでもない、優しい、腰砕け気味の中年男役、
良く似合っていると思った.

話の中心は、メアリーの祖母イヴリンとの確執.イヴリンはかつて自ら数学者だったのに
結婚によりその生業をあきらめた経緯をもつ.  また娘が天才的数学者で、
ミレニアム懸賞問題である“ナヴィエ-ストークス方程式の解”を解こうかとする時に
自殺してしまった事を悔やんでいる.娘がノーベル賞をとれるかと希望していたのに….

そんなイヴリンはメアリーの英才教育を望む.普通の生活を営ませたいフランクと対立し、
ついに訴訟にまで発展する.母と子なのにだ.

才能を持った子供に対する育て方はさまざま存在するであろう.親が選択するのだが、
本作では親が不在なのだ.母は自殺してるし、父親は雲隠れしている.

そこで、金持ちの祖母と金無しの叔父の争いになるのだが、係争中の弁護士の発言に
裁判官は心情的に味方してくれても、結局は金持ちに裁を下す、と言うのが司法の
ある一面を表していると思った.そして迎える結果は….

副長は理科系だったから、数学は嫌いではない.大学入学までは得意でもあった.
が、大学数学にノックアウトされてどうも得意ではなくなってしまった.線形代数あたりから
かなぁ…(笑).その頃、ミレニアム懸賞問題という存在を知った.

米クレイ数学研究所によりそれぞれ100万ドルの懸賞金が懸けられている7問題.

・P≠NP予想
・ホッジ予想
・ポアンカレ予想(解決済み)
・リーマン予想
・ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題
・ナビエ/ストークス方程式の解の存在と滑らかさ
・バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想(BSD予想とも)

どの問題も説明できないくらい難しい(笑).
今も沢山の天才数学者たちがチャレンジしているのだろうなぁ….

本作に戻ると、メアリーの母親は自殺の直前にこの6番目の問題“ナヴィエ-ストークス…”
をなんと、解いたことになっている.条件を満たすまでは公表はするなと遺言まで残して.

ここで、イヴリンの血がまた騒いでしまうのが、実にいやらしい.だいたいこの女、
本作のアイドル的存在の片目の猫フレッドを猫アレルギーだからといって殺処分に
出してしまうところから、一気に嫌いになった(怒).とんでもない女だよね.

片目の猫フレッドは特に演技をするわけではないが、その大きな体躯は存在感を示す.
捨てられていた時からすでに片目は無かったとのセリフがある.可愛い茶トラだ.

最後の最期まで祖母の嫌な部分をさらけ出して、それでも数学と普通の生活の両立を
めざす、メアリーとフランクの生活を映しラストに,ホッとするハッピーエンドだ.







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映画の前の慰みもの(その13)


なんだか、これもすっかりシリーズ化しちゃったなぁ.
映画の前のちょっと空いた小腹を
治めるための甘いモノ.

そうか、映画を観に行く回数も多いからね.

ではスクリーンを前のお菓子群を.

先ずは、有楽町スバル座にて
富山名物 “甘金丹”(かんこんたん)





有楽町フォーラムの中庭で各地の
名産物店を演っていたので富山県店で購入.

名前はいかめしいけど、
カスタードクリームの入った、パフ.

ヤワヤワでふわふわ、
しっかり甘い….
146円也.


続いて、TOHOシネマズおおたかの森にて
ヨーカドーの “スイートポテト”.



セブン系でお馴染みの定番商品.
ちゃんと芋イモした甘さがある.
126円也.



TOHOシネマズ柏にて.
“ミルクティー生ガトーショコラ”



やはりセブン系コンビニで購入.
見た目ほど甘くは無いが、
ミルクティーの香りプンプン!
186円也.

この日の映画はゴジラもの.
入場口でゴジラ人形をもらう.
珈琲にお乗せてみた(笑).






最後は、新宿ピカデリーにて.
柏名産?“弁天芋サンド”





柏のアンテナショップで購入.
本当に柏名物だろうか?

芋の餡をソフトカステラで挟んである.
素朴な甘さ、意外とあっさり.
126円也.



今回もごちそうさま.
写真が溜まっているので
またすぐ近日中にその14をアップします(笑).








映画「婚約者の友人」…失う悲しみは幾度でも.



原題:FRANTZ 
制作年:2016年 制作国:フランス/ドイツ 上映時間:113分


月曜の夜、好きなフランス人監督の作品を観に柏キネマ旬報シネマへいそいそと出かける.
本年累積172本目の鑑賞.

「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督がエルンスト・
ルビッチ監督による1932年の反戦ドラマをミステリー色を強めてリメイク.

第一次大戦直後のドイツとフランスを舞台に、戦争で婚約者を亡くしたドイツ人女性と、
そんな彼女の前に現われた亡き婚約者の友人だという謎めいたフランス人青年との
心温まる交流と、青年が抱える秘密と葛藤を、モノクロとカラー映像を織り交ぜ
ミステリアスなタッチで描き出す.

主演は「イヴ・サンローラン」のピエール・ニネとオーディションで選ばれたパウラ・ベーア.

戦後間もない1919年のドイツ.戦争で婚約者のフランツを亡くし、悲しみから立ち直れず
にいるアンナはある日、フランツの墓の前で泣いている見知らぬ男性と出会う.

アドリアンと名乗るその青年は、フランツと戦前のパリで知り合ったと明かす.
フランツとの思い出話を聞き、2人の友情に心癒されていくアンナ.

最初は敵国の人間と抵抗感を抱いていたフランツの両親も、アドリアンの人柄に触れるうち、
いつしかこの息子の友人を温かく受け入れていくのだったが….

以上は<allcinema>から転載.
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上品なモノクロ基調なのだけど、時折思い出したように色が戻ってくる….
特に時制には関係なく、ドラマの内容に準じてふと気が付くとカラー画面になっていたりする.
これは“オゾン”マジック?だろうか.演出の妙になっている.

本作の印象は、なんと言ってもヒロインのパウラ・ベーアの魅力によるところが大きい.
22歳のドイツ人、オーディションで選ばれたそうだが、未完の実力者の雰囲気を持っている.
婚約者を亡くした身寄りのない娘役として冒頭で墓参りをするシーンでの清廉な美しさに
見とれてしまう.

作品中でも通りすがりの男たちが“好い女だなぁ”とつぶやくシーンが、
さもありなんと頷いてしまった(笑).かなり上手なフランス語を話す.作品中ではドイツ語
よりもフランス語のセリフの方が多いのだ.

転じて主演のピエール・ニネもフランス人だが、いくつかドイツ語を話すが、
これはぎこちない.ヨーロッパの役者は大変だね.

第一次大戦の直後にフランス人がドイツを旅するというのも稀有な状況.
フランスが勝利し、ドイツが負けている.若い息子世代を奪われて怒りたぎっている状況だ.
フランス人に対する憎しみがドイツ人の中に燃えたぎっている時代なのだ.

自分もフランス人の中で働き、仕事の関係でドイツ人たちとも一緒に三つ巴で働いた経験が
あるのだが、両国人の間に流れる微妙な空気感みたいな想いは覚えている.

当時だって、第2次大戦後50年は経っていたわけだが、ごく薄い壁みたいな存在がフランス人
とドイツ人の間にはあるのだ.何百年もの間争ってきた人種間のぎこちなさだ.

それが今やEUの中で両雄として共に歩んでいることの方が長い歴史の中では特異点なのかも
しれない.

そんな仏独間の環境下で原題の“フランツ”を殺した側と殺された側に芽生える恋愛模様の
はかなさと、やんわりと反戦意識をにじませながらも男と女の恋愛の機微をオゾンは描く.

フランツの父親が繰り返し嘆く姿も印象に残る.「子どもたちを愛国だの、祖国のためにと、
戦争に送り出した張本人は私たち老人だ」と悔いる姿は我々も思い知っておかなければならない.
これが過ちの根源なのだ.子や孫を無駄死にさせてはならないのだ.

声高には言わぬがひしひしとそんなことが伝わってくる表現は好みかも.

パウラ・ベーアが、悲しみ、出逢い、愛情、そして転じて憎しみ、また愛情、悲しみ…という
感情の起伏を上手く演じたのが印象的.そしてラストに彼女のアップに自然と色が付いて
くるシーンで終わるのが…上手いと感じた.
オゾン手腕を堪能させてもらった.


.



ちょびっと、がん検診





家族病歴でもがん死は皆無で、家系的にはどうもがん体質ではなさそう.
そうは言っても、検診は受けないとね.会社が補助金を出してくれるので、
毎年がん検診は受けている.胃だの肝臓だの前立腺だの毎年メニュは変えている.
今年もそろそろ予約をしなければいけない時期だ.

それはさておき、ちょびっと、簡易的な大腸がん検査を行った.

大腸がんは、女性に於いてはがん死亡原因1位.会社の健康組合内では
部位別罹患数トップと高発生率のがんだ.進行するまで自覚症状が無いときているから
定期的な検査は必須だね.

そこで内視鏡検査やバリウム検査より簡便な検査方法…要は検便をしてみた.
便中の「ヘモグロビン」と「トランスフェリン」をダブルチェックする「便潜血反応検査」だ.

大腸からの出血の有無による大腸がんリスクのふるい分け…大腸のがん組織は、
便が大腸を通過する際の刺激によって、容易に出血する.
この出血を検査する方法が「便潜血反応検査」.

検査キットを受け取って、この2日間で採取してみた.
ちょっとした手間で出来るから便利.
これを検査機関へ郵送して、約3週間後には結果が来る仕組み.

なにか大昔の小学生時代の検便を思い出してしまった.小さな容器に入れる方式だったなぁ.

今回は新しいトイレの自動洗浄機能を止める操作を発見した.
取扱説明書なんかなくても操作部を眺めていればそれが出来るようになっているのも、
今時のトイレだなぁ…とつまらない事に感心.
日々これ発見だね.





久々の再訪 @ きまぐれダイニング“くろねこ” 川崎新丸子





たまに川崎で映画を観た時は、
ちょい足を延ばして武蔵小杉方面、新丸子へ.

2年前までは住んでいた場所.
また高層マンションが完成しつつある発展途上地域.

ほぼ1年ぶりかな?
きまぐれダイニング“くろねこ”にお邪魔する.

懐かしいシェフとママさんが覚えてくれていてる.
「お元気でしたか」の声が嬉しい.

メニューを見ても、
新しいものも、懐かしいものも….

まずはビールで乾杯!




さっそく、きのこソテーのサラダから.



このうえなく新鮮な野菜たちの上に
軽くソテーしたきのこ.

あっさりのバターの香りが
食欲をそそることこの上なし.

チーズサラダも魅力的なのだけど、
サラダ2皿はちょっとね(笑).


“本日のおすすめ”の燻製3点+おまけ



チキンに鴨に鯛のスモーク.
プライスレスのおまけに
鮎のパテを付けてくれた♪

浅い燻製具合で、
基の味がちゃんと残っていて
旨味が引き立っている.上手だなぁ….


この時にはもう副長は赤ワインへ突入.



今宵のハウスワインはブルガリア産.
Pino NoirとBerryのしっかりした味.

タンニンもほどほど、
軽い肉料理にぴったしの味.


この店に来たら玉子料理は欠かせない.
“チーズ・オムレツ”



外はふわふわ、
中はチーズでじゅるじゅる(笑).

ピリッとしたトマトソースが
味を締める絶妙な一品.


こんな焼酎も新顔.
試さなかったけどね.




メイン料理に合わせて、
バゲットも.香ばしいバターと共に.




メインの “岩中ポークのロースト”



〆の一品.
柔らかな豚は脂の部分も美味しい.

ソースが醤油ベース?
肉の下には茹でた根菜が
これまたソースに彩られ待ち受けている.

ブルガリア・ワインによく合うっ!


デザートまでのつなぎにと
プライスレスでいただいた.
“枝付き干しぶどうとチーズ”



濃縮された味の干しぶどう、
クセのあるプロセスチーズに良く合う♪


いつもの如く、デザートは別腹…(笑)
“自家製カボチャのプリン”



カボチャの味がダイレクトに伝わる.
カラメルの甘さは絶妙.


“フレンチトーストに渋皮栗のアイス添え”



とろとろ、アツアツに仕上がった
フレンチートーストに
甘さほどほどの栗のアイス、
栗らしい味わい.

溶けながらのアイスと温かいフレンチトーストを味わう.


“フレンチローストの珈琲とエスプレッソ”



珈琲の方が映ってなかったね(笑).
やっぱりフレンチの〆は珈琲だよね.


いつのまにか、“黒猫”のコレクションも増えたよう….




こんな飲み食いしても一人4K円!

ご馳走様でした.
また来ますね♪





映画「光」…25年前の罪がやってくる.



制作年:2017年 制作国:日本 上映時間:137分


今回の“邦画を1100円で楽しむ友の会”は久々に川崎109シネマで.
会員特権でプレミアムシートに座れるのが嬉しい.あまりにもマイナな作品なので
東京地区では全く上映時間が合わなかった.副長としては本年累積171本目.

「ぼっちゃん」「さよなら渓谷」の大森立嗣監督が「まほろ駅前」シリーズに続いて
三浦しをんのベストセラー小説を映画化したバイオレンス・ドラマ.

幼なじみとの突然の再会で消滅したはずの過去の罪が蘇り、再び暴力と狂気が
目覚めていく男の運命を描く.
主演は井浦新と瑛太.共演に長谷川京子、橋本マナミ、果歩、平田満.

東京の離島、美浜島.中学生の信之は同級生の美花と付き合っていた.
父親から激しい虐待を受けていた小学生の輔は信之を慕い、いつも彼の後をついていた.

ある夜、信之は神社の境内で美花が男に犯されている姿を目撃する.激高し、美花を
救うために男を殺してしまう信之.その後、島は津波に襲われ、信之の罪も消し去られた
かに思われた.

25年後、信之は結婚し、一人娘にも恵まれ、穏やかな生活を送っていた.
一方、美花は過去を捨て、華やかな芸能界で活躍していた.
そんなある日、25年前の秘密を知る輔が信之の前に現われるのだったが….

以上は<allcinema>から転載.
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第一印象は大森立嗣ってこんな監督だっけ?と感じた.過去作に無いイメージだ.
出だしからこけまくっていた.高校生か大学生の映画研究会かと思わせるカメラ、映像.
そしてBGMの使い方.これは意図的?わざとか??

この長いイントロダクションの後ようやく出てくる大時代的なタイトル、黒澤時代か?
その後は25年後の淡々とした主人公の生活が描かれる.これがまたテンポ極端に悪し.

エロ女優陣を配しただけあってR15指定に相応しい嫌らしいシーン満載.
長谷川京子も橋本マナミも根っからの淫乱女性を演ずる.似合ってはいるね.

井浦新は久々にスクリーンで観る俳優.毎日曜NHKで「日曜美術館」の司会で
お目にかかってはいるのだけどね.美術に関する解説や感想を話す態度とは180度
違う役柄を演じ、やはり役者だったと再認識した次第.

瑛太はこのごろの売れっ子、無軌道な部分と、妙にむな悲しい部分の演技を
見せてくれて好印象.良い役者はちゃんと表と裏を使い分けなきゃね.

東京に属してはいるが、小さな離島ではぐくまれる?因習的な生活や奔放な性の
描き方が、すごく原始的で稚拙な気がしてならない.その部分がベースにあっての
今の生活を描きたいだろうに、ベースがちゃんとしてないから、全体がグダグダなのだ.

どうしたんだろう?大森立嗣監督.低予算とか短期間という言い訳が通用しない酷い出来だ.
題名の付け方も同年度に同じ名の邦画が存在するという情けない
状況を安易に生み出すその意図が理解できない.原作通りだから致し方ないか?

加えて音楽の酷さも訴えたい.騒音、ノイズとしか聞こえなかった.
本年度邦画の中では最低の出来と思う.



.



映画「火花」…菅田将暉恐るべし!



制作年:2017年 制作国:日本 上映時間:120分


土曜日の午後、介護を終えておおたかの森のTOHOでタダ観したのは、ドラマ版もあった、
芥川賞作品の映画化作品.本年累積170本目の鑑賞.

人気お笑い芸人・又吉直樹による芥川賞受賞の一大ベストセラーを菅田将暉と桐谷健太
主演で映画化した青春ドラマ.お笑いの世界に生きる若者たちが、夢と現実のはざまで
もがきながら繰り広げる熱き人間模様を笑いと涙で綴る.

共演に木村文乃.川谷修士、三浦雅巳.
監督は原作者・又吉直樹の先輩芸人にして映画監督としても高い評価を受ける板尾創路.
 
お笑いコンビ“スパークス”のボケ担当、徳永.鳴かず飛ばずの日々を送っていたある日、
営業先の熱海の花火大会で先輩芸人の神谷と出会う.その天才肌の型破りな芸風と
人間性に惚れ込み弟子入りを志願する徳永.

すると神谷は“俺の伝記を書いてくれ”と突飛な条件を出し、徳永を弟子に迎える.
こうして2人の奇妙な師弟関係が始まり、徳永は神谷のお笑い哲学に深く心酔していく.
そんな中、くすぶり続ける神谷とは対照的に、徐々に売れ始めていく徳永だったが….

以上は<allcinema>から転載.
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原作は未読.芥川賞だの直木賞だのに惑わされない事にしている.2016年のTVドラマ版も
観ていない.まっさらの状態からの観賞だ.原作の好さが判る脚本と主演達の熱演が
伝わる良作品の印象.

最初の印象はやはり徳永役の菅田将暉の演技に感心した.のめり込むでなく、
さりとて淡白すぎず、キチンと丹念に頭で理解して、体と心を使って演技している.
若いのに立派な役者だ.恐るべし菅田将暉!

不思議な先輩神谷役の桐谷健太は菅田が大人びた演技をするので時に先輩に見えない
時もあり、年齢差が演技できていない気もするが、原作でもそうなのだろう、
彼に非は無いと思う.

売れなくても、人気が無くても芸人を続ける苦労と喜びを丹念に描く.
芸人が書いた芸人の世界だからやはりリアルだ.オーディション風景やマイナ舞台での
楽屋風景の表現がそれまで知らない世界が目に飛び込んでくる.

極めつけは、地方巡業の有り様と興行師とのやり取り具合.
この序盤の熱海での地方巡業シーンでガツンと観客の心をわしづかみ?する処は
板尾創路らしい表現.

また最後の舞台シーンも長回しで一気に見せるのもいかにも板尾創路流.
でも、ラストチューンの“浅草キッズ”は臭いなぁ.バタ臭すぎる曲風がせっかくの
後味を台無しにした…と感じた.

これはビートたけし作詞作曲という事が嫌悪感を滲ませるからかも知れない.
極めて個人的な事情か?(笑).

真面目な原作.真面目な脚本、真面目な演技を見せてくれた.








2017年 F1-GP Rd-20 アブダビGP …最終戦はボッタスが制す.






本年最後のグランプリはアブダビのヤス・マリーナ・サーキット.
最後を飾るにふさわしい綺麗なコースでのトワイライト・レースだね.

予選はいつも通り、メルセデスとフェラーリ、そしてレッドブルの三つ巴なのだけど、
今回はメルセのV.ボッタスがPPを制した.続くはL.ハミルトン、S.フェテル、
D.リカルド、K.ライコネン、M.フェルスタッペンとなる.

決勝にピレリが用意したのはソフト寄りのドライタイヤ群.ソフトにスーパーソフトに
ウルトラソフト.予選はウルトラソフト指定だった.

決勝は快晴、路面温度は31度と低め、ウルトラソフトで走り始めても、ワンストップで
スーパーソフトに履き換えてフィニッシュ出来そう.

スタートは波乱もなく、予選順で1コーナーへ飛び込み、その後の周回も全く変動無し.
こういうつまらない展開の時は国際映像も下位の集団を写してくれたりしてる.
11番手スタートのF.アロンソがF.マッサをオーバーテイクするシーンが
前半の一番のハイライト(笑).

各車ピットでスーパーソフトに履き替えても順位は変わらず.
2位を走るL.ハミルトンもV.ボッタスを追いつめはするも、同僚だから無理はしない.
まして今年のチャンピオンの余裕だ、いまさらガツガツしないのも当然.

途中レッド・ブルのD.リカルドがリタイヤした為に、2台のメルセデス、2台のでフェラーリ、
1台のレッドブルのレース構図は変わらないまま、フィニッシュ.
V.ボッタスが本年3勝目をあげて、今年の前レース日程は終了.

今年は、メルセデスの牙城を脅かすかと思われたフェラーリとレッドブルがやはりマシン差で
及ばず、加えてL.ハミルトンの安定した速さでチャンピオンシップを取られてしまった.

さて、来年はレギュレーションもまた変更されるのだが、依然メルセデスの優位は
変わらないだろう.
チーム内のL.ハミルトンとV.ボッタスの争いが激化するだけ?…かもしれない.

さて、本書庫は来年3月まで冬眠に入ります.





懐かしいギャレット食べまくり@Breizh Cafe 銀座店




金曜の夜は、会社同僚の定年お祝い会.
在仏時に我々の面倒を見てくれた
人事の担当、Kくん.

副長の1ヶ月後に赴任してきて、
副長の1ヶ月後に帰任したから、
ほぼフランス生活を供にした仲間.

今宵は当時フランスで生活を供にした
仲間たち十数名で定年&還暦のお祝い会.

場所は “Breizh Cafe” 銀座店、
神楽坂の“Le Bretagne”の支店だね.



店内は、フランス、ブルターニュ地方の雰囲気を
よく表す飾り付け仕様で、とても我々には落ち着く.
なにせ在仏の会社は、ブルターニュ地方に在ったからね.

この店の指定も主賓Kくんの希望による.
ブルターニュの名物、蕎麦粉で焼いたギャレットを
食い尽くそうというメニュウ.

まずは、ブルターニュ名産の
りんご酒シードルで乾杯!



農産物豊かなフランスでも
ブルターニュ地方の名産物は
そばと芋とりんごだけ.

なにせフランスでも唯一ブドウが
採れない地域だからワインも無い.

よって、シードルかそれを蒸留させた
カルバドスしか無いと言う土地柄なのだ.

辛口のVal de Rance は飲み口も良く、
くいくい飲めてしまう.

実はこのボトルが我が家の床下収納に
6本ほど在庫している.
帰任の時に1ダース帰国便に入れてきた.
もう二十数年経つモノだから飲めないよねぇ(笑).




前菜は4種から選択制.
2種のスープと、アボガドサラダ、そして豚のパテ.
出席者の9割はパテを所望.



Pate de Campagneをもちろん副長もチョイス.
素朴なパテをバゲットに塗りたくって、
ピクルスと一緒にほおばると…懐かしいフランスの味♪

続く飲み物は、ボルドーの白.
スカスカの安物ワインの味.
写真も撮らなかった(笑).
フランスなら1本400円台だね.


店内に飾ってあった、モン・サン・ミッシェルの画



ブルターニュ在の会社から1時間の距離に在った.
お客様や出張者を案内して何度も訪れた名所.

副長は21回だったが、主賓Kくんは26回だそう(笑).
観光名所案内も駐在員の役目だからねぇ.

幹事のはからいで“ムニュ・ギャレット”
なんと蕎麦粉を焼いたギャレットを4種類で.



プレーンな、ハムと玉子の“コンプレ”に続き、
シャンピニオンやトマトソースと半熟玉子、
マッシュルームとチーズ.

これは嬉しいけど、おなか一杯に(笑).

ブルゴーニュの赤ワインと共に
最後は流し込む感じ(笑).


店内には、カンペール焼きの皿も.
ブルターニュ地方の特産だね.



我が家にも数枚あるかも.
焼きは素朴だけど、頑丈なんだよね.


Kくんは在仏中に二人の子どもを持ち、
帰国後もう一人.
末っ子が大学2年なので、
まだまだ会社に残り働くそう.

声が独特で魅惑のボイスの持ち主.
集まりでもその魅惑のボイスで上手く司会をこなす.
最近は、落語に傾倒していて、
その話芸に磨きをかけている?

そうこうする内に、デザートに.

トラデショナルなクレープ.
バターと砂糖だけのクレープ.



普段は、真っ平らで出てくるのけど、
今夜は大勢だから、巻いてみたそうです(笑).

バターの香りとクレープの小麦粉の持ち味が
良く合うし、それに砂糖が甘さを倍加する.


二つ目のデザートは大胆にフランベで登場!




名前は定かじゃないけど(笑)、
オレンジとレモンピールのクレープ.



ブランデーの香りと味が浸み染みで
締めくくりに相応しいデザートでした♪


還暦のお祝いに品は
フランスならではの“ウォーターマン”の
高級ボールペン.



さすが本社の人事はスーツの仕立ても良いなぁ(笑).





美味しく、懐かしく
楽しい一夜でした.

Kくんおめでとう.
これからも宜しく!







今週のランチ事情(2017年第47週)


今週は祝日有りで4日稼働+祭日.
1勝2敗2引き分け?
なんのこっちゃい?

月曜日は会社の第1食堂でヘルC定食.
“豚焼肉ともやしのねぎソース”



ネギ2種のソースは温かいけど、
肉が冷たいのは×.
691KCal、460円也



火曜は、弁当を作った.



生姜炊き込みご飯は
意外とパンチ無しの味.

朝4時半から起きて作った
肉じゃがは、にんじんは入れ忘れるし、
男爵は煮崩れるし、散々の出来(泣).


水曜は、その反動でふてくされて社食のカレー.



なんと!コスト高からラッキョが無くなり、
福神漬けだけに!もうカレーからも撤退だね.

290円を300円に値上げしてもいいから
ラッキョ復活希望っ!(笑).
ワカメサラダと込みで420円也.


木曜は勤労感謝の日で祭日.
自分へのご褒美で、
学園都市とんQの牡蠣フライ定食



大粒、広島産の牡蠣はとてもジューシー♪

1粒目はレモンとピンク・クレージィ・ソルトで、
2粒目はソースで、
3粒目はソースとすりゴマと辛子で、
4、5粒目はタルタルソースで♪

高菜ご飯もキッチリの味が存在.
ちゃんと、キャベツもお替り♪



ご褒美に相応しかったけど、12時前なのに
40分待ちとは、トホホ….



金曜日は午前休で眼科受診.
診察が遅れ、ランチは車中でおにぎりの羽目に.



こうなることの予想はついていたから
事前にセブンで購入しといた.
午後の仕事には滑り込みセーフ!



バタバタの今週もご馳走様!