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映画「ウィスキーと2人の花嫁」…ウィスキー愛に満ちている作品



原題:WHISKY GALORE
制作年:2016年 制作国:イギリス 上映時間:96分


日曜日
のお昼時、駆け込んだ新宿武蔵野館で観たかった作品は既に上映開始10分後.
諦めて、上映時間の都合の良い作品を本年累積29本目に鑑賞.

第二次世界大戦中にスコットランドの小さな島で起きた驚きの実話を描いた人情喜劇.
島の人々にとって何よりも大切なウイスキーの配給が途絶えてしまうという一大事に、
偶然にも大量のウイスキーを積んだ貨物船が座礁したことから巻き起こる大騒動の
行方をほのぼのとしたタッチで綴る.

出演はグレゴール・フィッシャー、エディ・イザード、ナオミ・バトリック.
監督は「グッバイ・モロッコ」のギリーズ・マッキノン.

第二次世界大戦中のスコットランドの小さな島、トディー島.戦局が悪化する中、
ついに島民が愛してやまないウイスキーの配給が止まってしまう.

人々はすっかり元気をなくし、島の郵便局長ジョセフの2人の娘も、恋人との結婚を
“ウイスキーなしでは式を挙げられない”と周囲に猛反対されてしまう.

そんな中、島の近くで貨物船の座礁事故が発生する.積荷はなんと、ニューヨークに
行くはずだった5万ケースものウイスキー.そこで島民は、沈没寸前の船から乗組員と
一緒にウイスキーも救出する.

するとそこへ、禁制品のウイスキーを回収すべく関税消費税庁が
島に乗り込んでくるのだったが….

以上は<allcinema>から転載.
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「キングズマン・ゴールデンサークル」の中でも、英国人のスコッチへこだわりは
アメリカ人のバーボンのそれより勝るような描き方だった.

本作に出てくる英国人はまさにスコッチ・フリーク.第2次大戦下の英国、
確かにロンドン周辺は爆撃も受け深刻な状態だったのだろうけど、
スコットランドの片田舎の島に於いては、唯一の悩みは支給品のウィスキーが途絶えること.

最後の一滴を飲む際のお通夜のような島民の表情が笑いを誘う.
主人公の郵便局長ジョセフの娘2人も、婚約者は居ても
ウィスキーが無いから結婚式はあげられないと宣告されてしまう始末.

そこに島の難所で貨物船の座礁が起きてしまう.なんとその積荷は5万ケースの
ウィスキー.島民・船員あげてのウィスキーの救出作戦が始まる.

なぜ国内で枯渇するウィスキーがNY宛てに送られようとしたかの原因は明らかには
されない.この国米国は当時でもバーボンを山のように生産できただろうに…?

とにもかくにも、大量のウィスキーをせしめることに成功した島民の喜びはさもありなんの
狂喜乱舞状態.これで念願の結婚式もあげられると二人の娘も胸をなでおろす….

本作、ウィスキーを飲み干すシーンが多いのだけど、女性も美味そうにキッと飲む姿が
美しいのも印象的.ウィスキー愛にみちているからか?(笑).

このあと、税務署員がウィスキーの行方を捜してやってくるが、島民とのその攻防は….

とにもかくにも、ウィスキー愛にあふれた作品だが、実話と言うから驚き.
イギリス人のある一面を知ることとなる一作品.






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浅草で東京マラソン見物


ちょい所用があり日曜は朝から浅草へ.
朝の浅草は、やはり外人多し….


≪浅草寺五重塔とスカイツリー≫


≪浅草寺入口≫










所用と言うのは孫の節句の五月人形リサーチ.
久月だの吉徳だのが浅草にはひしめき合ってるからね.

ところが大通りはブロックされて大混雑.
おりしも東京マラソンのコースだったんだね.

目的地まで迂回路が多くてなかなかたどり着けない.
ついでとばかり、マラソン見物をすることに.






先頭集団はさすがに報道陣の車に囲まれて、さながら大名行列の様.
そのうち、わらわらと大集団が走ってきて、通りの応援団は大フィーバー….




友人が走っていたり、会社の看板で走っている人いたり、コスプレで走る人、
欧米人のランナーもすごく多かった.
ボランティアスタッフも含めて、みな一様に「ばんばれー!」と声を掛ける.

この2週間のばかげたオリンピック報道に一つも感動することが無かった副長だが、
この市井の人たちの走る情熱とか走る喜びを見て、また周囲の温かい応援の姿を観て、
なにか胸に熱いものがこみ上げてきた.雰囲気だね.やはりスポーツを
生で観ることには特別の感慨がわきあがるものだ.

とにかくこの雰囲気に感動した.
道路封鎖への協力から、コースの設定環境整備、ボランティアによる給水設備や
一緒に走る救護医も居た….



こんな大規模なイベントのおかげで目的地へは
何時間もかかったけど、心は満たされた.

所用を済ませ、今度は新宿に向かう途中、娘から電話があり、なんと息子君が
東京マラソンを走っているという!

完走できるか判らないので恥ずかしいから黙っていたと.
それだったらちゃんと応援したのに….

その時点で30kmは超えていて、規制時間に追われてぎりぎりだという.
娘はゴール地点で待機しているという.道理で、艦長が急に孫守りに駆り出された
とムッとしていたことの理由が解決した….

けっきょく、最後はゴール、完走できたということで快挙っ!
それまで20kmまでしか練習して無かったそうだから、いちかばちかの賭けだったんだね.
ヘロヘロになって帰宅したようだが、艦長の作ったおでんが迎えてくれたよう….




いやはや、マラソンという障害に出くわし、それを生で観て感動し、
身内がそれを走ったことで、妙な感動と感慨を持った東京マラソンでした.







“くじら弁当”と“三人会”@新宿


土曜日は朝から自らの循環器の定期健診.
数値は改善したが、期待値には及ばず.

サディスティック女医さんは「さて、貴方は次に何をしますか?」
と問うてくる.ああせいこうせいではなく、必ず自らの口から約束させるのが
この女医さんのやり方.無酸素運動(筋トレ)と夕食の総量規制を
約束させられる….4週間後が心配(泣).

昼からは父の介護へ.お昼ご飯をデパ地下で探していたら、“くじら弁当”
なるものを発見.中身は確認出来ないけど、父は大のくじら好き.
長崎で長く暮らしていたからね.くじらは豊富だった.




父宅へ行き、くじら弁当があったと告げた時の父の顔の輝きったら….
さっそく、お茶を用意して、房総名物なる包み紙をはずしたなら、




くじらのしぐれ煮の三食弁当風、いや二色だね、こりゃ.
みるみる父の顔がしょぼーん状態に….脂の乗った切り身のくじらを
想定してたんだよね、副長もそう予想していた.

「おれ、これいいよ…」という言葉に耳を貸さず、
“あっためるね”と電子レンジでチーンして、テーブルの上に置いて、逃げるように撤退.
「感想聞かせてね〜!」なんて捨て台詞までおいてきた(笑).さてどうしたでしょうか?


その後は新宿に向かい、高校の同級の男女で構成する“三人会”の定期会合へ.
副長以外の二人は午後2時からカラオケを興じていて、気分はノリノリ.
いつものしょんべん横丁、じゃなかった思い出横丁の飲み屋へ乱入.




店内は超満員.いつもより異国人少なし.春節も終わったしね.




早速ビールで乾杯っ!




いつものごとく、繰り出されるつまみ攻勢を片っ端から片づけていく.
これは、おでん…だいこん立てるなよっ!(笑)



その後も、バンバン発注は続く…(笑).






本来はこの三人で昨年末忘年会の予定だったが、H女史が足を骨折してしまい
忘年会は流れてしまった.今回はそのリーターンマッチ.

とにもかくにも、話は尽きない.
骨折のいきさつ、仕事の具合、家族の状況、時代劇の話、SMAP、恋愛事情…
と次から次へと与太話は続くのだ.

その間、この飲み屋にもトイレは2階にあるのだけど、店を出て外の横丁トイレに向かう.
これがまた、ワンダーランド ♪ トイレ周辺の店の雑居ぶりが最高!




このエリアはまた異国人がいっぱいで無国籍状態.楽しいいなぁ〜.
最後に、かすうどんなるもので〆る.
牛筋のカスみたいので出汁をとってあるうどん.



「こりゃ、うめーやっ!」と平らげる.





その後は、横丁出口に位置する名物珈琲店“但馬屋”にてケーキセット(笑).





これは、さくらのケーキ♪

ここでも、店の人に注意されるくらいの大声で与太話を….
かくして土曜の夜は深けていったのでした.







ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜





金曜日仕事を終えてから上野へ、電車で40分の距離.
国立西洋美術館のプラド展を観ようと思っていたのだが、1日開催日を勘違いした(笑).
しかたなく?東京都美術館で鑑賞したのがブリューゲル展.

---------以下は同館HPから転載----------

16、17世紀のヨーロッパにおいてもっとも影響力を持った画家一族のひとつであった
ブリューゲル一族.一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世は、現実世界を冷静に
見つめ、人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現した革新的な画家でした.
この観察眼は、子から孫、ひ孫へと受け継がれ、一族の絵画様式と伝統を築き上げて
いくことになります.

父の作品の忠実な模倣作(コピー)を手掛けた長男のピーテル2世.父の自然への
関心を受け継いで発展させ、多くの傑作を残したヤン1世.そして、ヤン2世や
アンブロシウス、アブラハムといったヤン1世の子孫たちが、一族の作風を受け継ぎ、
「ブリューゲル」はひとつのブランドとして確立されていくのです.

本展は貴重なプライベート・コレクションの作品を中心とした約100点の作品により、
ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に
迫ろうという挑戦的な展示になります.
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ブリューゲルといったら、農村の生活を描いた父子の画家というくらいの知識しか
持ち合わせてなかった.不勉強の極みだね.

16世紀のフランドル絵画を代表する画家ピーテル・ブリューゲル1世を筆頭に、
2人の息子、孫、さらにひ孫の世代まで一族に連なる9人の画家を傑出した名門だったのだね.

展示された画の脇に家系図が載せられ、子が描いたのか、孫が描いたのか
判るようになっているのには笑わされた.
やはり才能は遺伝する…子や孫に確実にその才能が伝わっていることが理解できる.

それでも、ブリューゲル1世のバランスの取れた精密描写も、その子孫によっては得意な
分野があったようで、静物画が得意だったり、風景画だったり、花のブリューゲルなどと
呼ばれた孫も居たよう.

共通するのは細密な描写だろうか.今回の出展作品には縦・横30cm未満の比較的
小さな作品が多く含まれているが、いずれも驚くほど細部を描きこんでいる.代々受け継
がれた細密な描写手法には感嘆、老眼用メガネの登場となった(笑).

宗教画、風景画、静物画、農村生活画、花…と約100点の作品が展示され、それらを
見比べることで一族の全体像が見ることのできる貴重な機会.




会場では、農村の生活を描いた画をCG可して、画の中の農民たちが踊るさまを
プロジェクターで映し出したりと新しい試みもあった.

今回の展示中では、その緻密さ、細密さが際立った花の画がお気に入りかも….




知らない世界への扉を開いてくれた展覧会.
フラッと入った割には収穫多し….







病気の人を救うのは医療だけか?



≪2017年11月30日付け朝日新聞の1面記事≫


最近のTVを見ていると格安な料金の整形外科のCMに気付く.
最後にテロップが入って“保険の適用外です”とな.
病気でもなく、ただ自らの外観を改造するのに保険は適用されないと
いうのは、ほぼ大概の人に共通認識であろう.

4月1日から、性同一性障害に対する性別適合手術が保険適用されるそう.
昨年11月末、厚生労働省の審議会でこのような決定がなされたと知って、
その日本の先進性に驚いた.世界にあまり例を聞かないのは他国は保険制度が
遅れているからと勝手に推定する.

性同一性障害(最近では「トランスジェンダー」と呼ばれることも多い)は、
医学的には「病気」に分類される.世界保健機関(WHO)が作成した
国際的な疾病分類では「精神および行動の障害」の1つに位置付けられる.

心は女性・身体は男性であるMTF(male to female)と、
心は男性・身体は女性であるFTM(female to male)がある.
最近観た映画で「アバウト・レイ 16歳の決断」がまさにそのFTMの事例だった.


≪映画「アバウト・レイ 16歳の決断」から≫

日本精神神経学会の委員会が実施した調査では、性別違和感を訴えて
国内主要26医療機関を受診した患者は、2015年末時点でMTF 7688人、
FTM 1万4747人.このうち、性別適合手術が行われたのは、国内1407人、
国外1379人だそう.

これまで医療保険給付の対象となっているのは、カウンセリングや合併するうつ病など
に対する薬物治療といった精神的サポートのみで、性別適合手術は保険適用外だった.

適合手術はFTMの乳房切除術や子宮・卵巣摘出、陰茎形成、MTFの精巣・陰茎摘出
など多岐にわたる.自費診療のため費用は医療機関によって異なるが、
200万円以上かかることもあるよう.

限られた医療機関でしか実施されていないために、手術までの待機期間の長さも
問題となっていた.保険適用によって自己負担額は減り、手術を実施する
医療機関も増えれば待機期間は短くなる.手術を受けたくても受けられなかった
トランスジェンダーの人々には朗報だろう.

一方で、当事者の間では、保険適用により新たな誤解が広がることを懸念する声も
挙がるっているそう.写真の朝日新聞にはこんな指摘もあった.
手術のハードルが下がるほど、『手術を受ければ解決する』という誤解は広がりかねない.

『性同一性障害の患者は全員、性別適合手術を望んでいる』.
医師でさえ短絡的にそう決めつける人もいる.

保険適用よりも、法制度の見直しを議論すべきとの指摘もある.
現在、戸籍上の性別を変更するためには幾つかの条件があるが、
その1つは「性別適合手術を受けていること」だ.

正確には、「生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること」
「他の性別の性器の部分に近似する外観を備えていること」と規定されている.

生殖機能の残存により子が生まれたり、公衆浴場などを利用した際の混乱を
避けるためとされるが、手術を望まないトランスジェンダーの人には、戸籍上の性別を
変更できない社会的・精神的苦痛を強いることになる.

あってはならないことだが、法に適合するために手術を受ける…こともあるという.
これは本末転倒、法の検討・改正が望まれる.

そもそもトランスジェンダーの人すべてが、身体の性別を心の性別に一致させたいと
思うわけではない.身体にメスを入れる適合手術は、健康被害のリスクも伴う.

さらに言えば、「性的マイノリティー」にはレズビアンやゲイなどの同性愛者も含まれる.
性の認識に、明確な境界線は存在しないのだ.

保険適用によって、当事者ではない人々の間で、「トランスジェンダーは医学的に
ケアすればいいのであって、自分には関係ない」という考え方、無関心が
広がってしまうのではないかという不安も存在するのだ.

トランスジェンダーの人々が感じる精神的苦痛・苦悩の一部は、社会通念や
個人の価値観の集合…が作り出したもの.一人ひとりの価値観(判断基準)は、
多数決で決まるものではない.にもかかわらず、集合体となったときには、その中の
マイノリティーが自身の存在を否定されたように感じ、苦しんでしまう.

顔立ちや身長といった容姿に劣等感(コンプレックス)を持つ人、コミュニケーションが
苦手で「空気が読めない」と言われてしまう人、過去に痴漢の被害を受けたショックで
電車に乗れない人―.他人には見えないところ分からないところで、生きにくさを
感じる人は多い.

医師に診断された病気だけがケアすべき対象というわけではないし、
病気に苦しむ人を幸せにする方法は医療だけではない.

「心や体にまつわる苦悩」にどう向き合い、対応していくか….
医療サービスは医療従事者しか提供できないが、誰もが幸せに生きる社会をつくる為には
法を変えたり、その為にも多くの国民が関心を持つことが大事ではないだろうか.

他人事ではなく、他を思いやる気持ちで….


.




三麺記事(最近の麺類、非醤油系)


相も変わらず、
外出時のランチは麺類.

今回は、非醤油系の様々な種類を….


先ずは、お馴染み 柏の「Teshi」にて.
“塩ラーメン”



柏での宴会後の、〆の一杯に.
健康的にはやっちゃいけないね(苦笑).

プレーンなまろやかな塩味.
かんすいを使わないまろやか麺が
スープに良くからむ.

シナチク、チャーシュー供に
あっさり目の味で塩に良く合う.

煮卵は少し味が濃い.
ネギと水菜はサッパリ感を
倍加させるね.

酒後の一杯には最適なれど、
普段食いじゃもの足りないかも?
トッピングにバターなんかだと
こくが出て好いかも♪

納得の750円也.


次は、新宿紀伊国屋地下の「銀ちゃん」にて.
“塩焼きそば”



今回は、醤油系では無いシリーズ.

これまたシンプルな塩で味付けの焼きそば.
濃厚なソースのも美味しいのだけどね.

やはりここでも、水菜が大活躍.
もやしと厚切りの豚ブロックと
味が合いまって、絶妙な美味さ.

所々に見えるトマトのみじん切りも
酸味のアクセントをかもし出す.

中盛りで690円也.


次は、シネコンのSCフードコート内の
リンガーハットにて.
“白菜チャンポン”



麺が見えないほどの圧倒的白菜だらけ.
総野菜415gは豪快!

北海道大豆を使った「豆乳クリーム」で
通常より甘めの味付けのスープ.
最後まで飲み干しちゃった(泣).

味のポイントとして、野菜の中の
ゆず皮のアクセント味が嬉しいっ♪

季節限定で、700円也.
555KCalも嬉しい.


今回もご馳走様でした.







映画「パターソン」…毎日が、新しい.



原題:PATERSON
制作年:2016年 制作国:アメリカ 上映時間:118分


ロードショー公開時にワザと観ずに、ギンレイホールに来るのを待っていた作品.
案の定やってきた(笑).久々のギンレイは夜の回なのに相変わらず満員.
しかも客層が変わってきた?若い層が増えたし、会社帰りのサラリーマンも多い.



そんな満員の熱いいきれの中で観たのはちょっと変わった米作品.
本年累積28本目の鑑賞.

「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ブロークン・フラワーズ」の
ジム・ジャームッシュ監督が、アメリカの小さな街でバスの運転手をしながら
詩作を続ける青年の一見ありふれた生活を通して、日常に溢れるかけがえのなさや
愛おしさを繊細にすくい取り、しみじみとしたタッチで描き出した感動のヒューマン・ドラマ.

主演は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」「沈黙 -サイレンス-」のアダム・ドライヴァー.
共演に「彼女が消えた浜辺」のゴルシフテ・ファラハニ.また、「ミステリー・トレイン」
以来27年ぶりのジャームッシュ作品となる永瀬正敏が日本人詩人役で登場.
 
ニュージャージー州パターソン.町名と同じ名前のバス運転手パターソン.
愛する妻ローラの隣で毎日朝起きて仕事に向い、夜は愛犬マーヴィンの散歩をして、
バーに立ち寄り、帰宅するとローラの隣で眠りにつく.

代わり映えしない毎日ながら、アーティスト気質のローラは予想のつかない言動で
驚かせてくれるし、ユニークな人たちとの他愛ない交流も楽しいひとときを味わわせてくれる.

そして、そんな日常の些細な出来事の中から詩を紡ぎ出し、自分のノートに
したためていくパターソンだったが….

以上は<allcinema>から転載.
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月曜から始まり、日曜で終わるなんでもない1週間を描く.
淡々と、静々と…なにか変調とか、突発なんてことはほとんど無い単調とも言える生活.

バス運転手を生業とし、趣味?というか詩作を生き甲斐とするパターソンを
大柄のアダムス・ドライバーが素朴に演ずる.

毎日、腕時計を見て起きる仕草、シリアルの朝食、玄関を出て行くシーンが都合5回
描かれる.無表情だけど、味わいが感じられる演技.なんだかアダムス・ドライバーが
愛おしい存在になってくるから不思議だ.

毎夕、愛犬マーヴィンの散歩と称して近所のバーにしけ込んで、ビールをすする….
そこで起きる人間模様も、大したことが起きるわけではない.ちょっとした色恋沙汰と
マスターのへそくり強奪事件くらい….

唯一の事件と言えば、妻の焼いたカップケーキが売れまくって稼いだ金で、
映画を観に行った隙に、愛犬マーヴィンがパターソンの大事な詩作ノートを
ビリビリに破いてしまったこと.

このブルドッグ犬:マーヴィンが結構な役者で大活躍する….




優しいパターソンは愛犬マーヴィンを怒るに怒れず、ただ「嫌いだ…」とだけ(笑).
そんな落ち込んだパターソンが公園で佇んでいると、通りかかった日本人の旅行者:
永瀬正敏が詩が好きなことから、慰め合う….

永瀬は流ちょうな英語を話し、パターソン出身の文学者にも詳しい.
自らも詩作するようで、ノートを常備している.いわばパターソンの日本人版.
意気投合?して慰め合う姿はすこし不思議な印象.

ラストは二人別れるところで….
淡々とした映像と演出だけど、ホッコリの印象が残る作品.







今週のランチ事情(2018年第08週)


今週は5日間勤務.
0勝5敗.5回会社の食堂で食べた.

月曜は社食.麺コーナーにて.
“かき玉明太子蕎麦”と豆サラダ



胃の調子が珍しく悪く、蕎麦くらいしか
受け付けない状況だった.

かき玉だけで良かったけれど、
明太が辛さを倍加させてくれて刺激的.
476KCl、420円也.


火曜も社食、A定食に並ぶ.
というか、誰もいない不人気コーナー
“豆腐の五目炒め”と茄子のはさみ揚げあんかけ小鉢



なんだかあんかけ同士になっちゃった.
小鉢はよくよく考えたら
前日のB定食のおかず.

焼きなおしてあんかけて、
ごまかされてしまった(笑).

美味しけりゃ、いいか!?
722KCal、410円也.


水曜も、社食.麺類コーナーで.
“稲庭うどんかき揚げ付”とワカメサラダ



細めの稲庭うどんは大好物.
汁がいつもどうりなのは残念かも.

あっさりめのかき揚げは丁度の味.
材料費の高さか?480円也.
468Kcal.


木曜も社食.第1食堂でA定食.
“鯖のごま照り焼き”とカレイのフリットあんかけ小鉢



鯖好きは止まらない(笑).

小鉢は又も前日のB定の余りと判明、
術中にはまる(笑).
あんかけでいつもごまかされる?

786kCalで410円也.


金曜も社食、第1食堂のB定食.
“ビックメンチカツ粒マスタードソース”



久々の揚げ物系、肉食系.
ドッキリするボリューム、
ソースの味はまあまあ.

898KCalで460円也


今週
は弁当を作る用意もしていながら、
社食で過ごしてしまった.

最近早く起きれない.
かつては睡眠5時間で十分だったのが、
この頃、6時間寝てもまだ足りない.

自らの生活習慣の変化に驚いている.


今週
もご馳走様.






映画「グレイテスト・ショーマン」…再び観賞!



原題:The Greatest Showman
制作年:2017年 制作国:アメリカ 上映時間:105分


木曜の夜、父の介護を終えてふと時計を見るならまだ映画の時間に間に合う.
さっそくTOHO柏にかけつけ、またも前週末見たばかりの作品を観てしまう.
だって、頭の中であの曲、この曲が渦巻いているんだもん(笑).本年27本目.

「レ・ミゼラブル」でも華麗な歌声を披露したヒュー・ジャックマンの主演で、
「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師
P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル.

劇中で歌われるミュージカルナンバーを、「ラ・ラ・ランド」も手がけたベンジ・パセック&
ジャスティン・ポールが担当した.

貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚したフィニアス.
妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねるフィニアスはやがて、さまざまな個性を
もちながらも日陰に生きてきた人々を集めた誰も見たことがないショーを作り上げ、
大きな成功をつかむ.しかし、そんな彼の進む先には大きな波乱が待ち受けていた.

主人公P・T・バーナムことフィニアス・テイラー・バーナムをジャックマンが演じ、
バーナムのビジネスパートナーとなるフィリップ・カーライル役を「ハイスクール・
ミュージカル」「ヘアスプレー」のザック・エフロン、バーナムの妻チャリティを
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のミシェル・ウィリアムズが演じる.

以上は映画.COMから転載.
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お気に入りの映画は公開中に複数回観ることはよくあるのだけど、
続けて観るのは初めてかもしれない.なにせ頭の中で本作の楽曲が渦巻いている.
キャッチな曲想とキチンとした詩、実力に裏付けられた歌唱が功を奏していると思う.

頭を整理する意味で観たかった、いや聴きたかった.今度は普通の2Dで鑑賞.
夜19時の上映回だったけど、観客はたったの3人…!

冒頭のヒュー・ジャックマンの“The Greatest Show”の叫び声かとも思えるコーラスと
足踏み音が衝撃的.導入部としては万全の出来であろうか.
一気に史上最大のショーに引き込まれる.

成り上がりを夢見る“A Million Dreams ”も出来は良いのだが、奥さん役の
ミシェル・ウィリアムズが前作「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の悪印象で苦手.
ただヒューとのダンス・シーンは素晴らしかった.

脚本を俯瞰すると気づくのは、偏見・差別とマイノリティとの戦い、
そしてマイノリティ間の共感だろうか.

主人公バーナムや僚友フィリップは義理の親や実の両親から、家柄や生まれの問題を
指摘され苦しむ、そして人とは違ったユニークな姿かたちがゆえに迫害
されてきたサーカスの人々たち.そして熱狂的に受け入れらえた公演の一方で、
排他的な人々に攻撃されるサーカス….

マイノリティの人々が感じる精神的苦痛・苦悩は、その時代の社会通念や
個人の価値観の集合…が作り出したもの.
一人ひとりの価値観(判断基準)は、多数決で決まるものではない.

にもかかわらず、集合体となったときには、そのマイノリティーの存在を否定するような
行動をとってしまう.そんな愚に立ち向かうような主人公バーナムの挑戦の姿勢は
評価したい.

そんな世の趨勢に立ち向かうような曲 “This Is Me ” が素敵だ.
“他人と違うとここそが自分を特別な存在にしてくれるんだ、これが「自分」なんだ”
と高らかに歌い上げるこの曲こそ本作の根幹をなすものと思った.

外見では判らぬが、欧州の歌姫ジェニー・リンド:レベッカ・ファーガソンも婚外子
であることから胸に深い傷をもつ.そのジェニー・リンドが歌う “Never Enough ” も
とてつもなく素晴らしい名唱なのだけど、実際の歌声はローレン・オルレッドだそう.

でも、レベッカ・ファーガソンの名演技に支えられた名歌唱シーンと思う.
彼女は本当に美しく歌っていた.

主人公バーナムの悪行に関しては1回目の鑑賞記事に書いたのだけど、最大の悪行は
ジェニー・リンドとの恋愛?騒動であろう.映画では本人罪の意識も無いような描き方
だったが、ジェニー・リンドにしては相憐れむ境遇の男女間の愛をもてあそばれた…と
感じてもしょうがない環境だったと思う.

もう一つの悲恋カップル、脚本家フィリップ:ザック・エフロンと空中ブランコ嬢
アン・ウィラー:ゼンデイアとが歌う“Rewrite The Stars ”のシーンもロープを
使った素敵な愛のシーンだった.



このゼンデイアという女優?歌手?は未見だったのだけど、面白いキャラクター.
普段のすっぴんと、ショーの時の着飾った時の落差が抜群(笑).歌も上手い.

これだけほれ込むと、サウンドトラックも買いたくもなるのだけど、
実際には名画シーンとの合わせ技の魅力だと思う.
音楽だけ聴くとあざといかな?

まずは買い求めることとしよう.






映画の前の慰みもの(その18)


映画を観るのが食事前だったり、
おやつ時だったりするので、
ついつい、何かつまんでしまう.

って、言い訳がましい?(笑).

恒例の、映画の前の慰みものシリーズ.

まずは、家族で宮ヶ瀬ダムへ
行った時にオギノパンで買い求めた
“丹沢あんぱん”



柏のキネマ旬報シネマにて.



粒餡がきちんと入っている♪
皮の塩気と粒餡の甘さの
せめぎ合いが美味しい.

名物に美味いモノ有りっ♪
140円也.



続いて、TOHOシネマズ新宿にて.

千葉おらんだ屋の
“おいも先生”





和風のスイートポテト.
お芋のクラッシュしたのが
まだ残っているような質感.

甘さほどほど、好ましい.
皮の質感がいまいちかも….
120円也.


次は、柏キネマ旬報シネマにて.

近所に在るからついつい買っちゃう、
くりこ庵の“鯛焼き”



小倉つぶ餡がシッポからはみ出している(笑).
もちろん、頭にもぎっしり詰まっている.
コスパの高い126円也.


続いて、日曜のTOHOシネマズ新宿で、
“さがみはらのたまご”





息子くんから送ってきた相模原のお菓子.
中に餡が…と思いきや、
プレーンなケーキ状.

相模原で採れた鮮度の良い有精卵で
焼き上げたケーキ.

素直な甘さが嬉しい….
値段は不明?

息子くんありがとうっ!


同じく、TOHOシネマズ新宿にて.
“黒こしょう煎餅”



浅草煎餅だねっ♪



けっこう、がつんっとくる辛さ.
煎餅はこれ位刺激的が良いよね.

映画が始まるまでに、
食べちゃわないと、ポリポリ音がする.
あわてて食べましたとさ.


今宵も、ご馳走様っ!