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映画「羊飼いと風船」


映画「羊飼いと風船」-02
原題:気球 Balloon
制作年:2019年 制作国:中国 上映時間:102分



金曜日は自身の循環器定期検診.結果は横ばい、但し体重がまた減少.
医者と約束した目標体重まであと1.5kgまで近付いた♪
あれだけ暴飲暴食してるのにね(笑).

腹いせに?いつものトンカツ屋で牡蠣フライを食した後は、近所のシネコンへ.
観ようか迷っていたチベット製作品を観てみた.本年度累積48本目の鑑賞.

チベット映画の先駆者ペマツェテン監督が、大草原に生きる羊飼い家族の
日常と葛藤を描いた作品.チベットの大草原で牧畜を営む祖父・若夫婦・
子どもたちの3世代家族.

昔ながらの素朴で穏やかな暮らしを送る彼らだったが、受け継がれてきた
伝統や価値観は近代化によって変化しつつあった.そんなある日、子どもたち
のいたずらをきっかけに、家族の間にさざなみが起こり始める.

ペマツェテン監督の前作「轢き殺された羊」で主演を務めたジンパが
父親を演じる.

2019年・第20回東京フィルメックスのコンペティション部門で「気球」の
タイトルで上映され、最優秀作品賞を受賞.

以上は《映画.COM》から転載.
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穏やかで、静かなチベットでの牧羊生活が規範.ヒロイン:ドルカルは信仰を持ち、
伝統的な生活を営むが、ある事件によってその平穏な日常が崩される.

三人の子供がいる夫婦は性生活も盛んだ.子どもがコンドームを風船にして
遊んで駄目にしてしまったせいでドルカルは妊娠する.貧しい羊飼いの家庭には
4人目を養うお金もない上に、中国の政策上罰金も課せられる.

チベットには死んだ家族が新しい命となって帰ってくるという伝統的考えがあり、
新しい子供は作中の最初に亡くなった祖父の生まれ変わりだと言う….
伝統と政策、貧困の板挟みにされた母親は深く苦悩する.

映画「羊飼いと風船」-01


西欧的な考え方で言うならば、女性の身体の権利の視点から伝統を押し付け
産ませることは良くない.チベットという少数民族の弾圧という点からみると、
堕ろすことは弾圧側の中国の政策に乗り、民族の伝統をないがしろにする…と
も考えられる.そんな深い葛藤が本作の主張なのだろうか?

中国側の検閲も通過するには、このくらいが限度なのだろうか.チベット語で
作られ、話される映画をこうやってリリースすること自体が、チベット自治への
配慮のようなプロパガンダ臭がしてならない.

コンドームと風船の使い方や、コンドームの“風船”が元で大の大人がつかみ合いの
喧嘩までするエピソードに存在価値を認めがたい.

昔の恋人を忘れられないドルカルの妹ドルマは、尼になっているが、ドルカルが
ドルマの昔の恋人が書いた小説を火中に投げ込んだ後、ドルマが火の中から
小説を取り出したシーンはなどは比喩的すぎて、理解しがたい.
過去、因習からの脱出への葛藤というところなのだろうか?

チベット作品だからともてはやす気にはなれない、プリミティブな作品の印象.





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